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伏線を回収する

伏線を張る


前回の記事で、こんなことを書きました。

目の前のことに集中して今を生きていると、必要なことは必要な時に起こり、必要なものは必要な時に受け取ることができるのだなあ、と感じます。

余計なことを考えたり感じたりする余裕がない時ほど、流れに身を委ねてしまえば、なぜか、なんとなくうまくいってしまう不思議。

委ねる、受け取る、面白がる。

それが、今を生きるコツなのかも。

好ましく思えることばかりでなく、好ましく思えないこともぜんぶ。

老犬と生きる / moimoi

自分で書いたことが、ちょっと先の自分へのメッセージだったりすることがあります。

自分で伏線を張って、自分で回収する、といったような。

心の在り方が現実をつくる、ということなのでしょうけれど、こういうのは、何度経験しても面白いなあと思います。

おかえり愛犬

前回の記事を書いた後、夫がふいに、思い出したことがある、といって、昔経験したことを話してくれました。

昔、ひざを派手に擦りむいて、大きなかさぶたになってしまったことがあったそうです。

ひざが曲げられないほどの、ガッチガチに硬いかさぶただったそうです。

そのかさぶたの上に馬油を塗り、ガーゼで覆っておいたところ、数日後には ぺろーん とかさぶたが剥がれて、傷も綺麗に治ってしまったのだそうです。

だから、馬油、どうかな。

我が家の愛犬は、ひどい肛門嚢炎で、すんなりと排便することができません。

炎症を抑える薬(抗生物質)を飲んでいる間は調子が良くても、薬を辞めると即再発してしまうし、近頃は、薬を飲んでも大して調子が良くなるわけでもなく、逆にどんどん元気がなくなっていってしまうので、断薬することに決めたのです。

ドッグフードでの食事療法も合わせてやっていたのですが、一生ドッグフードしか食べられないなら死んだほうがまし、と、まったく食べてくれなくなったため、困り果てました。

そこで、とりとめもなく、馬油の話です。

しかし、夫の話を聞いて、なぜか私も いいね と思ったのです。

さっそく馬油を買ってきて、愛犬の肛門に塗ってみました。

すると、半日ほど経った頃でしょうか、なんと、溜まりに溜まったものが、どばーーーっと出てきたのです。

2〜3日は続いたでしょうか。

肛門の腫れもおさまってきて、粗相をすることはあれど、排便できない、という状態からは脱しました。

排便できれば、食欲も出ます。

食べられるものを少しずつ食べているうちに、少しずつ元気が戻ってきて、今や、以前のように台所にご飯のおねだりをしにくるまでに回復しました。

ああ、おかえりなさい。

委ねる、受け取る、面白がる。

で、なんとなくうまくいってしまう不思議、を体験しております。

馬油のすごさ

使用した馬油は、こちらです。

薬師堂さんのソンバーユ。
ドラッグストアで普通に買えるやつです。

昔からずっとあるものなので、ご存知の方はご存知かと思いますが、調べてみると、馬油の効果ってすごいんですね。

中でも今回非常に助けられたのは、殺菌作用、抗菌作用、抗酸化作用、抗炎症作用、だろうと思います。

日焼け、火傷、花粉症、鼻炎、口内炎などのあらゆる炎症に効果あり、というのは、結構すごいことなんじゃないかと思います。

愛犬にとってはもちろんですが、私も炎症反応が起きやすい体質なため、私にとってもとてもありがたい逸品です。

これまでにも様々なものを試してきましたが、これほど素早く良い変化が見られたモノは初めてです。

野草や漢方など、植物にもすごいチカラはあるはずですが、犬に使うには難しかったり、これといった変化がみられなかったりして、イマイチはまるモノを見つけられませんでした。

馬油の効果を実感した今だからこそ思うことは、身体の細胞自体のエネルギーが不足していたら、使うモノが何であれ、そのチカラを有効に活用することは難しいのではないか、ということです。

動物には、動物のエネルギーの方が、素早く浸透する。

馬油だったからこそ、弱った犬の細胞に、エネルギーを補充し強化しながら修復する、ということができたのではないか、という気がしています。

犬猫の肛門嚢炎について、悩まれている方は多いと思います。

そのほとんどが、同じ症状、同じ経過を辿り、同じ悩みで行き詰まっていることと思います。

我が家の愛犬も、今後どのような経過を辿っていくのかはわかりません。

しかし、ひとまずちょっと光が見えたよ、ということで、どなたかの参考になることがあったら良いなと思います。

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