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朽ちていく身体を感じること

今日は歯医者の予約がある。

磨き方が下手なのかずぼらなのか、昔から虫歯が時々できる。定期チェックアップでよく見つけられて「え?あったんですか?」ということも多い。

前回は歯の根元の骨(つまりアゴの骨)が一部レントゲン写真で写らなくなっている=溶けている、ってことで一本抜歯となった。子供の頃からの虫歯なので まぁよく頑張った、といえばそうなのだけど、他にも2箇所の虫歯と、なんとなんと 前歯(門歯)が知らないうちに欠けていた。

アメリカでは虫歯がひどくなければ麻酔をして1回の治療で治してしまう。が、今回は抜歯とそのフォローアップ、う歯(虫歯)の治療と、何回か(しかも専門の歯医者さんも含めて)行っている。お金も大変だけど気持ちが常に「クチの中」にあるのが大変。

痛いのだ。


久し振りに複数箇所にう歯が見つかったから、なんかもっと歯を丁寧に磨かないと、と思ったのが仇になったのか、あるいは抜歯の原因になった歯根の感染がまたぶり返しているのか。磨きすぎでの痛覚過敏は充分ありうるのだけれど。

今日治療するはずの歯が痛むのはわかる。ところが全方向の歯が飲食で沁みたり疼いたりするのだ。参ったのは食後に「下顎全体が」痛かったこと。心臓の発作でもない限り、考えられるのは「骨(か、その周り)に感染がある」ことだ。悩んだ挙げ句、手許に残っていた抗生剤を飲み始めた。(皆さんは真似しちゃいけませんよ)痛みが自制内になって、あまり宜しくないことだが自己診断の正しさを見てしまった。


まぁ、今日の治療で説明して抗生剤の追加をお願い出来たらそうしたいのだが、それ以前にちょっと考えていることがある。

女性は閉経時期にホルモンバランスが大きく崩れるので「ホットフラッシュ」みたいな症状で有名な「更年期障害」というものが出ることがよくある。このへん、皆さんよくご存知だとおもうし、酷い場合には飲み薬もあるのでいいのだけど、つい見落としてしまう物に

 骨が弱くなる

ということがある。加齢で骨粗鬆症という、骨がすっかすかになって折れやすくなることがある、ということは聞いたことがあるかもしれないが、私の考えながら今回の歯の一連の不調はここにも原因がありそうだ。

ー もともと虫歯になりやすく、昔からの虫歯も多い(これは口腔内常在菌などにもよるらしく、家族性というか遺伝?も否定はされていないらしい)
ー いつもどおりに磨いていたのに一気に複数箇所の虫歯がみつかった
ー 30数年がんばっていた昔の虫歯があったところの 根っこ部分の骨が溶けた
ー 気付かないうちに前歯の一部が折れていた

磨き方の悪さは否定しない。
でもあまりに状況が酷すぎる。

説明することがあるとすれば「骨そのものが一気に弱くなっている」を無視できない。閉経は間近だろうけどいわゆる更年期障害という症状も増えている。ホルモンバランスが明らかに以前とは違うのだろう。


身体メンテナンスは「気付いてから」ではなくてその前に始めるのが肝要だし 使い続けている身体を長持ちさせるコツでもある。だが私は持ち前の?ずぼらさがここで大きく発揮されてしまった。

サプリメントは続かないので殆どとらないのだが、心を入れ替えてビタミンD2+カルシウム製剤を取り始めた。もう、普段の食事だけでは若い頃のようには身体を保てない。


自分のボロボロの身体のことを書いて「大丈夫ですか」と言われたいのでは無くて(なのでそのコメントはご遠慮申し上げます 笑)特に女性は40代後半からD2+カルシウムというサプリメントは取って欲しいなぁと思うのだ。

気付かないだけで骨や歯はまさに屋台骨。ここが傷むと心までダメージ喰らう。今の私がそんな感じ。

年を取ることに嫌悪感などはないが、身体が今まで通りではいかない、というのは結構「くる」ものだ。

女性の皆さん、ホントに偉大な女性ホルモンが減ってきたときこそ 不断の心がけが現れます(心がけてない私には顕著にでた)。
骨も出来上がったらそのままな訳じゃ無くて、破骨細胞ってのも働いて新陳代謝を繰り返してるんですよ。なのでD2+カルシウム、日光を浴びる(これ必須です)のと適度な運動(歩くだけでも)、続けましょうね。


はやく何も気にせずごはん食べられるようになりたい・・・・はぁ。


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