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北部イギリスの旅(23)〜チェスター大聖堂

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

イギリス滞在10日目の午後はチェスターを訪れています。もちろん有名なチェスター大聖堂にも立ち寄りました。

大聖堂は入場は無料ですが、寄付をしたほうがいいかなと思います。クレジットカードやapple payなどが使えます(日本の神社なんかもそうしてほしい)。
下の方につけてある丸印は夕飯はここにしよう、と話していたステーキハウス。駐車場から出て大通りを渡ったところにありました。
写真は明るくしたのですが、ぽつぽつと降り始めていてもう大分暗かったのです。かなり降りそう、ということで慌てて中へ。
わかりやすい入り口のサイン。ロゴデザインがポップで可愛い。
なにせ大きいところなので、祈りを捧げたりするところ(何ていうの?よく知らないけど…)があちこちにあります。そしてその一つ一つがとても美しい。ミュージアムを訪れているような感じです。
この時気付いたのですが、私はどうやら「回廊」という構造物も大好きらしい。笑
窓から中庭をのぞいてみたり。窓の周りやガラスの一部分には寄付をしたのでしょう、愛する家族の名前を刻んだものがはめこまれていて、17世紀や18世紀のものがいくらでもあります。同時に、その頃のひとの寿命がとても短かったのだなぁというのを知る事もできます。
外は結構雨が降っていますが、さすがは観光名所(?)、ちゃんとガラスがいれられているので大きな問題はありません。でも底冷えはするよねぇ、こういう石造りのところって。
このガラス会社の作品が所々に置かれてました。展覧会をしていたらしい。
昔は蝋燭だったんでしょうけれどちゃんと今は照明がはいっていて、構造物の美しさが際立つ感じです。
その週末(訪れたのはたしか木曜)にイベントがある、とかで、照明や音響のセッティング中でした。でも、紫とか赤かぁ・・・どういうイベントなんだろう、と逆に興味が(笑)
カラフルで綺麗ではあるんですけどね。
雨の日でもステンドグラスはとても綺麗に光を通しますね。先人の、努力と智慧を感じます。
10mくらいはありそうな高さの天井部分にこの装飾。神様に捧げるということで贅を尽くした時代なのでしょうか。
とてもモダンなデザインのステンドグラス
大体一周したころ、晴れてきたようです。やっぱり礼拝堂ってのは光が入ると神々しさが違いますよね。
光が差してくると先ほどの赤と紫の照明の部分もまた違う雰囲気になりました。
どこの天井部分も本当に細やかな装飾。
雲の切れ間から差してきた光を大切に楽しんでいらっしゃるんでしょうか。
回廊もやっぱり自然光に照らされるのが綺麗だと思う。
そろそろお腹もすいてきたね、ということで大聖堂見学はこの辺で終了。

では街をぬけて来たときにすでに決定してたレストランへ。まだ五時すぎくらいなので空いているはず。(お昼から夜10時まで開いてます)

ステーキハウスなので当然「ステーキ」がウリのレストランなんですが、メニューみたら結局ステーキはほとんど頼まない結果になる我が家。
でも時間が早かったので、こちらだと遅いランチみたいなかんじですね。
そしてオーダーした頃に外は雷つきの土砂降りに。
ひぇぇぇ。早めにレストランに入ってよかった。
前菜でシーザーサラダを頼んだのですが、目の前でロメインレタスとサーディーン、クルトンなどとさっと合わせてサーブしてくれるというものでした。良い具合にドレッシングとそれぞれの具材が絡んで、でもそれぞれの味や食感がしっかりと分かって良かったです。
シンプルだけどこれ、よかったな。(うちのオーダーの仕方って決して褒められたものじゃないんだけど、おいしいものを少しずつ食べたいんだよね…)
鶏胸肉のソテー バルサミコソース。
頼んだものとちがうものが来ちゃったので何だったか不明なり(笑 でも「すみません、こちらでなんとかします」というサーバーのお兄さんの言葉どおり、チャージされてなかった)。たしかステーキ肉のなんちゃら、だったと思う・・・
このサーモンソテー、焼き加減がこれまたすばらしく。シンプルに美味しくいただいた一皿。
そしてこちらはこれがご飯ですからね。
折角なのでデザートを(我が家は滅多に食べない)。息子が選んだチョコレートケーキは、ソースに「隠し味で味噌をいれてる」とかで、甘いものにしょっぱさと、ちょっと香ばしさとがあってとても美味しかったです。

食事をしている間に雨はほとんど上がって、このあとマンチェスター空港のレンタカー屋さんに車を返しに行ったのですが小雨程度で助かりました。レンタカーを返してからはUber(みたいなもの)で息子をまずドームのあたりで落とし、その後私達はホテルに。マンチェスター大学近くでホテル、という条件で探したらハイアットリージェンシーしかなかったのだけれど、部屋は広かったし朝食付きにしてもらえてありがたかった。

B&Bに泊まってあるくのも楽しかったのだけれど、広くて暖房も24時間ちょうど良く効かせることができ、ヘアドライヤーのみならず無料で使えるランドリー施設があったりして、「ああ、トシ取るとこういうところの贅沢が欲しくなるなぁ」と苦笑い。
ドライヤーなんてなくても問題なくやってきたけれど(ストレイトナーは持参してたし)、やっぱり置いてあってくれると大分ラク。

さすがに10日も泊まり歩いていると、防音がしっかりしていて、ほんの小さな事かもしれないけれど快適さや「慣れ」があるホテルは結構ホッとしました。

翌日は息子は授業が午後1時まである、ということなのでそのあと合流してマンチェスターを見て歩こうかということに。レンタカーは返してしまっているので多分ひたすら歩くんじゃないかなー。

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