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アイルランド(3)〜ダブリン郊外の半島へ

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

今日はダブリン観光だ!と(一応)意気込んでいたのに、トリニティカレッジの図書館で頭の中が飽和状態。(人間の歴史は予想以上に重い・・・笑)

ダブリンの街中も見どころやおいしいお店が沢山ありますが、見どころ→人が多い、食べ物→もう無理できない年齢、ということで ガイドブックにも「ダブリンっ子お気に入りの自然&グルメスポット」だと書かれているホウスHowthという半島へ。夕食は港あたりのシーフードにしよう。
ダブリンを離れる前に気になっていたこの店に飛び込みました。「アラン島ニット専門店」
ニットの「アラン模様」というのは聞いたことがあると思いますが、その名前はこの島から。
アイルランド滞在の半分はそちらのほう(北西側)にいくのですが、さすがに島までは行けないし。世界中に送料無料、とか書いてある太っ腹な店。
今回の旅行で唯一の自分のお土産を買いました。
カフェなんかが沢山ある場所を通って駐車場へ。(胃腸が)若かったら食べ歩きとかもアリでしょうがね。まだ午後2時にならないくらいです、ランチタイムはまだ続くかんじ。
一本道を逸れると日曜の静けさが。
さて、また来たときの海沿いの道で半島へ向かいます。
Howthが見えてきました。
お城?が好きなのかしら、こちらのオーナーは。
ウォーターフロントはどの国でも結構いいお家が並びますよね。
や、椰子の木?・・・ここの気候でも育つんですね。
Googleマップを頼りに灯台の見えるあたりまで行ったのですが、路駐するしかない感じ・・・で、ようやっとスペースを見つけ、住宅街をぬけて丘の上に出てきたところ。もしかしてずっと向こうにみえる山並みはウィックロウ山地かも。
ベイリー灯台まで降りていく人、向こうから戻ってくる人が結構います。日曜だからか散策の人がとても多い。
向こうにダブリンの街がうっすらと。
あの小さな砂浜に降りる道も、あるのかな?
ぐるりと半島を回るクリフ・ウォークは、このあと行く予定の港の方まで続いています。
右手の丘にお母さんと登った男の子のところへ走ってやってきたワンちゃん、「あ、パパを置いて来てしまったっ」と振り返ってました。お父さんは笑いながらご家族を待っていらっしゃるご様子。家族の日曜日の散歩にいい場所ですね。
石灰岩質の岩なのかな。白く光ってきれいです。
ハリエニシダが沢山咲いてました。名前は聞いたことあったけれど、コレなんだ・・・
この時期にこんなにアイリッシュ海が穏やかなのはなかなかないのだとか。

さて、夕方になってきたし、お腹もちょうど空いてきたので港の方へ行くことにしました。ガイドブックにもあるけれど、埠頭周りに沢山のシーフードレストランがあるみたいです。ちょっとGoogleで調べて、星の多いこぢんまりしたビストロレストランに行ってみよう、ということに。・・・・で、席に案内されるときに初めて気付きました。「ミシュランガイドに掲載されてる店だ・・・」って。ウォーキングブーツで来ちゃったよ(^_^;)

↓数々の受賞やメディアに載ったことがまとめられてました。

パンのために出されたバターはじっくり炒めたオニオンが入っていて、甘みと香ばしさが。上にはトリュフがのっかってる。
2種のSika(日本の種類の鹿)肉の一品
本日の魚料理、コッド(たら)にムール貝。

ここまでの運転は私がしていたのだけれど、ホテルへの帰路は夫がしてくれる、というので、折角だからワインを一杯だけつけました。ワインもだけど、どの料理も丁寧につくられていて美味しかったなぁ。

おなかが膨れたので、港を散歩してから帰ることにしました。

ホウス灯台を眺める。こちらも人が多い。
1821年にアイルランドを訪れたジョージ4世の「足跡」を、当時アイルランドの石工が掘ったといわれている。愚行(酒・ギャンブル・愛人)で悪名たかいジョージ4世は酩酊状態でここに到着したといわれているが、それでも記録は「アイルランド国民に熱狂的に迎えられた」となっているらしい。
向こうの島はIreland's Eye(アイルランドの目)という名前。左端のものはマーテロー塔というようです。1803年、ナポレオンの侵略の可能性を撃退するためにヨーク公爵の指示に基づいてホウスで建設された3つのうちの1つだそうです。
ホウスの街の方をみると、何ともカラフルで可愛らしい。
釣りするひととか、水上ジェットで遊ぶ人とか。
夕焼けに染まる海をみながらお喋りする若者たち。いいっすね、若いって。
日も傾いて寒くなってきたので車に戻りますか。
他の人たちも同じ様なこと考えてる 笑
桟橋のあたりの風景って、なんだかいいよねぇ。
沢山のシーフードレストランや魚屋さんが並んでいます。
パブは必ずある。
アザラシが何かもらえるのかなーって人間を眺める図。
暗くなったのでホテルへ戻ります。ここから30分くらい。途中で明日の朝食などの買い出しもしていきます。
明日も晴れるといいんだけどな。

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