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NOKTON Vintage Lineって素晴らしい

コシナから、ノクトン ビンテージライン 28mm F1.5(Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm f/1.5 Aspherical VM)が発表されました。Leica Summilux-M 28mm f/1.4 ASPHの$7,795に対して、米国では$1,300(Type IIが15万4,000円くらいだと思われます。これはリーズナブルですね。個人的には、Type IIの外観がとっても格好良いです。

11月の寒中キャンプの時は、ズミルックス 50mm F1.4 ブラッククローム エディションよりも少し軽くてコンパクトなノクトン ビンテージライン 50mm F1.5(Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC)を持っていきました。実は、ズミルックス 50mm F1.4 ブラッククローム エディションを迎えてから、めっきりノクトン 50mm F1.5の出番が減っていました。しかし、このレンズもズミルックスと負けず劣らず素晴らしいのです。サードパーティーのレンズだからといって馬鹿にしてはいけません。

解像感は素晴らしい(絞りF10)

名前にビンテージが入っていますが、オールドレンズのような描写を期待してはいけません。解像感、ディテール表現、コントラスト、どれをとっても十分な性能で現代的な描写です。これはズミルックス 35mm F1.4 スチールリムとは明らかに異なります。

クリーミーなボケ感を楽しむ(絞りF2)

とろけるようなボケ感も味わい深いです。正直に言えば、わざわざズミルックス 50mm F1.4を買わなくても、フォクトレンダーの大口径で十分です。写真だけ見れば、その差は全くわかりません。とくにフィルム写真においては、日本酒の利き酒よりも難しいと思います。

何よりも、真鍮の鏡筒にブラックペイント、円形のレンズフードというクラシカルなデザインが気に入っています。同じく真鍮ボディにブラックペイントのLEICA MP 0.72に、とても似合います。ズミルックスなんか買うよりも、ノクトンで十分です!それなのに、何故大枚をはたいて、わざわざズミルックスを買ったのか?自分でも不思議です。いわゆるレンズ沼としか説明できません。恐ろしい世界です。

カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC
フィルム:FOMAPAN 400
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9


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