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文庫本12冊のカバーを剥いでみた

こんにちは、卯月です。

皆さんは、文庫本のカバーを取ってみたことはありますか?
実は、レーベルによってカバーの下の表紙が全然違うんですよ。

今回は、私が持っている文庫本のカバーを取ってみようと思います。


角川文庫

東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

全体的にサーモンピンクと濃いピンクの組み合わせで、裏表紙にはKADOKAWAのロゴマークが入っています。
背表紙も同じ色でした。

角川ソフィア文庫

角川学芸出版「今はじめる人のための俳句歳時記 新版」

角川文庫と全く同じ色・デザインでした。
恐らく、文庫は全部同じ仕様です。

講談社文庫

辻村深月「冷たい校舎の時は止まる(上)」

細かい斜めのしま模様がデザインされていて、タイトルは上に控えめに入れてありました。
表紙・裏表紙は、少しザラザラしています。

光文社文庫

三浦しをん「舟を編む」

デザインは、濃いクリーム色にチョコレートのような茶色で統一されています。
表紙・裏表紙には、光文社文庫のロゴマークが入っています。

集英社文庫

東野圭吾「マスカレード・ホテル」

黄みがかったベージュに、赤みがかった茶色でデザインされています。
光文社文庫と同様に、表紙・裏表紙に集英社文庫のロゴマークが入っています。

集英社オレンジ文庫

白川紺子「後宮の烏」

「集英社オレンジ文庫」という名前のとおり、薄いオレンジ色と原色のオレンジ色で統一されたデザイン。
表紙・裏表紙には、オレンジ文庫のロゴマークが入っています。

新潮文庫

上橋菜穂子「精霊の守り人」

ベージュ・黒に近い茶色で統一されたデザイン。
表紙と裏表紙には、新潮文庫のシンボルであるぶどうのロゴマークが入っています。

新潮文庫nex

知念実希人「天久鷹央の推理カルテ」

新潮文庫と全く同じデザインでした。
新潮社も、文庫は同じデザインで統一しているのだと思います。

ファンタジア文庫

竹町「スパイ教室01《花園》のリリィ」

白・黒・グレーのモノトーンで統一されたデザイン。
文庫のロゴマークも入っておらず、とてもシンプルです。

文春文庫

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」

光文社文庫とほぼ同じ色・デザインでした。
表紙・裏表紙には、文春文庫のロゴマークが入っています。

ポプラ文庫

辻村深月「かがみの孤城 上」

薄い緑と抹茶のような緑で統一されたデザイン。
裏表紙には、ポプラ文庫のロゴマークが入っています。

メディアワークス文庫

木崎ちあき「博多豚骨ラーメンズ」

薄い茶色の大理石のような模様が特徴的なデザイン。
表紙の真ん中にかけて入っている茶色が上手く調和しています。

まとめ

だいたいの本はベージュやクリーム色と茶色の組み合わせを採用していました。
しかし、集英社オレンジ文庫やメディアワークス文庫などは特徴のあるデザインが採用されています。

昔からある文庫はレトロなデザイン、軽めの読み物を多く扱う文庫は特徴あるデザインになっていることが多いように感じました。

ではでは。

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