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人生をつくる魔法の杖〈イメージする力〉

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愛することも癒やしにも、イメージする力(想像力:imagenation)が大きな役割を果たします。イメージする力によって、幸せな日々を自分でつくっていくためのヒントについて書いて… もっと読む
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その声がどこから聴こえようとも

私が「からだの叡智」と呼ぶものは、 それを神経生理学的に説明すれば、「いくつかの神経シナプスが同時多発的に発火している」ということかもしれないし 心理学的な用語を使えば、「ゾーンに入った」「フロー」「マインドフル」という状態なのかもしれないし 宗教哲学的には悟りや解脱に近いのかもしれないし、もしくは啓示や預言のようなものなのかもしれないし スピリチュアル的な解釈なら、宇宙やハイヤーセルフや守護天使といった「大いなる何か」からのメッセージということになるのかもしれないし

自分を大切に思えないと、からだを大切にできない

「からだを大切にする」なんて、当たり前のこと。でもこれが難しいのです。 からだを大切にすることが心の安定につながるとわかっていても、そもそも時間がとれなかったり。 からだの声を聴くことが悩みを解决し願いを叶える鍵になると知っても、なかなか長続きしなかったり。 そのうちからだのことなんて忘れていつもの毎日に戻ります。 当たり前でも、わかっていても、継続するのはそう簡単なことではないのです。「からだを大切にする」、ただそれだけのシンプルなことなのに。 からだを大切にでき

からだの感覚を目覚めさせるワーク・まとめ

からだの感覚を目覚めさせるワークについてまとめました。(これまでのnoteでも紹介しているので重複するものもありますが、さらに詳しく追記しています) どれも自分ひとりで、家でできる方法です。 「からだを感じる」ということを長くおろそかにしてきた人は、最初はコツがつかめないかもしれません。ですが「何も感じない=からだの感覚がまだ眠っている」ということなので、何も感じないとしても無駄ではありません。 いまいちうまくできない、何も感じられないというときは、「それだけ自分をない

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こたえはからだが知っている

「からだの声を聴くこと」が大事だといくらいっても、たとえば人間関係の悩みを抱えているときに、「からだ」に意識を向けるのはなかなか難しいものです。 私たちはどこかで「自分のからだの内側」と「自分のからだの外の世界」を分けて考えていて、自分を悩ませる問題やトラブルは「自分のからだの外の世界」で起きていると思いがちだからです。 人間関係や環境の問題は、からだの外の世界で起きている。だから外の世界にはたらきかけるべきなのではないか。相手や状況を変えれば問題が解决するのではないか。

現在地を知る

目的地を目指すには、現在地を知ることです。 言葉にすると当たり前すぎることですが、実際にやってみると案外に難しいのです。 たとえば駅にある地図や大きなショッピングモールにある売り場案内図には、必ず「現在地」が赤で書かれています。テーマパークのMAPにもあります。 その場所が大きいほど、複雑であるほど、現在地ははっきりと示されていなければなりません。 なぜなら、現在地を知ることなしに、目的地には辿り着けないからです。 私たちは、地図というものについて、現実を反映した絶

想像力 in my case

イメージの力で人生を創造することについて、私の話です。

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想像力は魔法の杖、でも魔法じゃない

「イメージする力」について書いているマガジンのタイトルを変更しました。 まだこれでいいのかどうか迷ってもいます。 想像力・イマジネーションが持つ力は、「魔法の杖」と呼びたくなるほどに無限で果てしなく、ほんとうに不思議なものです。 でもだからといって、単なる空想やおまじないのようなものなのでもありません。スピリチュアルなことに傾倒しすぎるだけでは、人生を創造していくことはできません。 科学だけでは説明できない不思議な力がある。でもスピリチュアル一辺倒なのでもない。「イメ

イメージを着地させる方法

創造的な意味でのイメージと、現実逃避としての空想とを区別するのは、最初は難しいことかもしれません。 たとえば何か叶えたい目標があって、目の前にもうやるべきことが並んでいるのに手をつけず、「自分には根拠のない自信があるから大丈夫なんだ」とうそぶくばかりなのは現実逃避です。 そのような空想では、人生をつくっていくことはできません。現実逃避のイメージにごまかされてしまうと、時間ばかりが過ぎていってしまいます。 かといって、自分はダメなんだもっともっと頑張らなければ……と、いつ

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幸せのイメージを持つこと

一般的に人というのは、幸福よりも不幸をイメージするほうが得意にできています。 人生を生き延びていくために、安全よりも危険に、安心よりも不安に、強く反応するようにできている、本能のようなものです。 イメージをするときも、同じです。 たとえば不安なことをイメージするときには、細部にわたって想像できてしまいます。 試験に落ちたらどうしよう。プレゼンに失敗したらどうしよう。試合でうまくやれなかったらどうしよう、負けてしまったらどうしよう。恋人の気持ちが冷めたらどうしよう。嫌わ

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イメージが持つ力

イメージが傷つきを癒やす力を持つなんて、信じられない人もいるかもしれません。 たとえばイメージのことを、願望や空想や妄想に近いような意味合いのものだと思えば、「イメージの力を借りて問題を向き合う」なんてことは現実逃避にしか見えないかもしれません。 でもここでいう「イメージ」は、そうした空想の類とは少し違います。 たとえばレモンをイメージすると、唾が出ます。 今これを書きながら私も唾が出ました。 レモンの酸っぱさを知っている人は、レモンの酸っぱさを想像しただけで、まる

想像力がもたらす癒やし

もうずいぶん前のこと、私は深い深い悩みの底にいました。「奈落の苦しみ」とはあのときのことだと思うくらいに苦しい日々でした。 苦しさをどうすればいいのか当時の私は何もわからず、どうしようもなくて、書いていました。 日記を書いたり、ひとりごとをメモしたり、浮かんだイメージを書き付けたり。そうして何か書いていると苦しみが少し和らぐような気がしました。 そのうちインターネットにも書くようになりました。SNSやブログ。公開の場で書いたものは誰かに向けて書いているようでいて、やっぱ