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おがくずの中で その➁

前回までのあらすじ その➀執筆中、書きたいことが多すぎて着地点を見失った私は、3年前に書き起こしたメモの存在を思い出した。そこには意気揚々と筆を取り、公開に至る前にそのままその握力で筆をぶち折ったような痕跡があった。今とは少し違う感性で書かれたそれは、そのまま今の文章と繋げるには違和感すぎて、かと言って封印するには惜しかった。 この忘れ去られていた想いに触れてしまった以上、責任を持ってこの手で成仏せねばなるまい… 以下、多少の修正をしつつほぼ当時の文章をペーストしたもの。

    • おがくずの中で その➀

      私は木を彫っている。スプーンを彫っている。 挙げ句の果てに完成したカトラリー達を持て余し、詐欺まがいの価格で販売までしている。 どうしてこんなことになったのか、何を思って彫り続けるのか、長くはなるが書き出してみようと思う。 芽生え 事の起こりは小中学生の頃に参加していたキャンプだった。田舎の子供達を集めて知らんおっさんたちと一日中、または一泊二日テントで大自然の中をキャンプするというなかなかサバイバルな行事に参加していた時期があった。 人見知りだった幼いぼくは、親から離れ

      • 綴るか…言葉を

        まあそこそこ生きてきて、考えたことやらやってきた事が積み重なってきたような段に入ってきたので、少しずつでも文章に起こす努力をしてみようと思いnoteにログインした。断片的に語られるonikuのすべて。 とは言うもののそんな大層なことはなくて、『たった一言』言いたいだけなのだ。そのたった一言に説得力を持たせたいがために長ったらしく文章を書こうと言うのだ。ツイッタに書くには過去すぎるし注釈が多すぎる、じゃあnoteに書くか、といった次第だ。 文章を書くのは嫌いではない。学生時

      おがくずの中で その➁