Evernoteに見切りをつけてObsidianに移行したのちUpNoteを導入した

先日、以下の記事を書いた。

しばらくObsidianを使っていたのだが、その後、UpNoteなるアプリがあることを知り、俄然興味が沸いてしまい・・・

買い切りで30ドルくらいなのもよさげで見た感じにもよさそうなので、思い切って購入した。ほんの3ヶ月もしないうちに乗り換えてしまったのだが、許してほしいところである。

UpNoteは最近のアップデートでSpaceという、複数のワークスペースを作成できる機能がついたようである。そこで、Evernoteからの移行分については、専用のSpaceを作成して、以前の記事で言及した evernote-backup というツールでエクスポートしたファイルを食わせることでインポートした。ここは後発アプリだけあってかなりスムーズ。

Evernoteからの移行では、ファイルサイズが最大20MB、文字数の最大が30万文字、という制限があることに注意が必要。インポート時に制限に抵触したものが表示されるので、必要に応じて

  • ウェブクリップしなおし(ウェブクリッパーが各種ブラウザ用に用意してあります)

  • Obsidian用に作成したMarkdownファイルをインポート

ということで対応した。古すぎる情報で不要なものもあったので、少しだけですが、見直す機会にもなったかなあとおもう。

あとはObsidianを使用していた際に作成したMarkdownファイルを適当にNotebookを作成してそこにインポートした。この辺も非常にスムーズでよかったと思う。

Obsidianで不満だったこと

不満ということではないかもしれないが、使っていて気になったことを以下に列挙する。

  • 複数のデバイス、特にiOSやiPadOSでも閲覧しようと思うとかなり大変一応以下のサイトを参考にするのだが、有料のGitアプリを使ったりする必要がある上に、それでもうまくいかないケースもあるようである。Obsidian Sync を契約する手もあるのだが、他のサブスクに比べてメリットがあるかというと正直微妙。

  • Markdownエディタあるあるなのだが、編集してるときはplain text表示で、カーソルを別の行に動かすとレンダリングされる仕様。表示が切り替わるのがややストレスなのだが、一方で、plain text のエディタで使うというのも味気ないというわがままな私

  • ウェブクリッパーが公式では用意されておらず、やや設定が煩雑

UpNoteで不満なこと

まださほど使っていないのでなんとも言えないが、ファースト・インプレッションでの不満を以下に。主にEvernoteとの比較になるので、実はObsidianへの不満点でもある

  • ウェブクリッパーはよくできているのだが、クリップ時にどのNotebookに追加するか選べるとよい

  • タグが本文中に埋め込まれている必要があるため、ノート自体をタグ付けすることができない。ただし、ひとつのノートを複数のNotebookに紐付けることができる。Gmailのラベルのような使い方が想定されているのかもしれない

  • データはUpNoteが管理するクラウド上のファイルサーバーに保存されるのだが、ノートのサイズの最大が20MBで、画像の解像度は落とした上で保存しているらしい。なので、オリジナル解像度で保存したい画像は別に持っておく必要があるのかもしれない

というくらいのことである。今後つかっていくとまた迷い始めるかもしれないが、ObsidianよりUpNoteの方がノートアプリとしては使っていてしっくりくる感じがしている。しばらくは乗り換え投稿をせずに済むようになることを願っている(他力本願)



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