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#3 大好きなおばあちゃんに、嬉しい報告ができました。

先日、二級建築士試験に合格したことを、大好きなおばあちゃんに報告しました。ほんとうに、喜んでくれて。うれしかったなぁー。
今度は一級建築士試験があるから、年末は帰れないな〜って伝えて、そっかぁ。カラダに気をつけて頑張ってねー。って、たわいもないやり取りもしました。

私は小さい頃から、おじいちゃんおばあちゃんっ子で、長期休みになると、何週間も、祖父母のお家に泊まって過ごしていました。
2020年、コロナが流行して、大学はリモート授業、バイト先も休業になった時には、PCR検査を受けてすぐに帰省しました。2ヶ月くらい、ずっと祖父母の家で過ごしました。
この前も、資格勉強がひと段落ついたタイミングで、特に友達と遊びに行く予定も作らずに帰省して、2週間、祖父母の家で過ごしました。

コロナで帰省した時は、毎朝4時に起きて、祖父母と一緒に山へ出動。3人で山菜採りをしました。

今年の5月に、仲良しのはとこと一緒に帰省した時も、
祖父たちと山菜採りへ行きました。

祖父も祖母も、山に入ると別人のように機敏に動き回り、沢山の山菜を採ってきます。
いつも優しい祖母は、山菜採りとなるとスパルタになります。
「ほれ!もかそこ!足元!!あんやぁ、なして見えねって!そこさあるってばぁ!!」と、怒号を響かせる、とても怖い指揮官へと変身します。笑
でも、とてもいい思い出です^^

ほんとに、私のおばあちゃんはチャーミングで可愛くて、私のカメラフォルダはおばあちゃんの写真でいっぱいです(笑)

そんな祖母には、感謝してもしきれないことがいっぱいあります。

(また暗い話すみません。。)
私は、中学2.3年生の時、心が不安定になってしまう時期がありました。
大好きな家族がばらばらになってしまうことがとてもショックで、ある一時期、悲しいも、つらいも、嬉しいも、なんにも感じない時がありました。部活で、鬼コーチに怒鳴られていても、なんか、意識が自分の離れたところにあって、なんにも感じなかったです。ただ残った感情は、身の回りに起きていることが全て、自分のせいなんじゃないかな。と、自分を責める気持ち。
今まで本当に誰にも言ったことがないけれど、お風呂の中に息を止めて潜って、このままずっとフワフワしていたいな、って思ってしまった日もありました。
ただ、当時は部活動も一生懸命にやっていたし、生徒会長も務め、学力もそこそこ上位だったので、自分が何か1つでも疎かにして、それで家族が悪く言われたら嫌だな、と思い、そういうマイナスな自分の姿は、家族にも、友達にも、誰にも、全く見せることなく、しゃかりきに、その時期を過ごしました。

両親もその時は私たち子どものために、一生懸命だったので、責める気持ちは全くありません。むしろ、私たちのために、嫌な想いもして動いてくれて、ありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちすらありました。
(だから、ここで私の当時を打ち明けることで、両親を悪く思わないでくださるとありがたいです。)

そんな時に私を助けてくれたのが、祖母でした。
祖母は、仏のような人間性の持ち主で、何も言わずとも、私を気遣う言葉をかけてくれたり、誰にも言えない話を打ち明けても、他の人を決して責めることなく、祖母の優しい言葉で私の心をあったかく包んでくれました。
「仕事が休みの毎週月曜日、おいしいご飯を届けに行くからね。」
と、ある日に約束してくれて、美味しいお弁当を毎週届けてくれました。
中学2年冬から実家を出るまでの約4年間、祖母はその約束を大切に守ってくれました。
私が塾に毎日通うようになり、帰りが遅く家に居なくても、玄関のドアに袋をかけて、ご馳走を届けてくれました。当時の私が本当にだらしなく、毎回ちゃんと、ありがとう。ごちそうさま。が言えなくても、無理しなくて大丈夫だよって言っても、祖母が体調の悪い時でも、欠かさず毎週月曜日、お弁当を届けてくれました。

本当に、ほんとうに、祖母は、私にとってかけがえのない存在です。

祖母は、数年前から、パーキンソン病という病気を患っています。簡単に言えば、思うように動けなくなる病気です。
料理が大好きで、世話焼きな祖母が、自分の思うように身体を動かせなくなり、悔しそうにしている姿を見ていると、とても胸が痛みます。
この前、私がふと、栗ご飯が食べたい。と呟いたとき、栗ご飯を作るために甘豆が必要で、その時私が外出していたので、祖母が無理をして、1人で買い物に出かけてしまいました。何かあっては危ないので、少し強めに、1人で外出しちゃダメだよ!って言ったけど、私に美味しい栗ご飯を食べさせたい、と思って買い物をしに行ったと知って、とても心が苦しかったです。

会う度に、ぽけーっとしている感じが増え、だんだんに弱く小さくなっていく祖母の背中を見ると、寂しい気持ちにもなります。

だから私は、絶対に来年、大きく掲げてきた目標を達成して、祖母に報告したい。
私が私じゃなくなりかけたときに、手を差し伸べてくれた祖母に、大きくなったよ!ありがとう!ってちゃんと報告したいです。
そして、そこで終わりじゃなくて、祖母から学んだ人となりをちゃんと継承していって、今度は私が誰かに手を差し伸べられるように、もっともっと、大きく、強くなりたいです。

おばあちゃんへ。
いつもありがとう!もか、頑張るからね!だから、ずっと元気でいてね!
(そういえばこの前、もかとゆっくりスーパーで買い物に行きたいなぁ。って言ってたな。2月に帰った時はその時間を必ず作ろう!!)

おばあちゃんを想いながら文を書いて、涙で顔がぐちゃぐちゃです。さっき、涙そうそうを聴いて、さらに、顔がぐちゃぐちゃです(笑)
今回は、ちょっと重い内容もあり、ごめんなさい。
でも、こんな私ですが、沢山もがきながらも頑張るので、これからも応援よろしくお願いします!
おばあちゃんからもらった、沢山のものを胸に、今日も明日もがんばりますよー!!!!

ではまた!^^

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