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Leica M11 + Summicron 35mmで神戸散歩

noteで初めて記事を書いてみます…

日が長くなってきたので仕事帰りにLeicaを持って三宮から元町にかけてお散歩しました。FUJIFILMのX100Vを買って、ちゃんとしたカメラを手にしたのが二年前。そこから勢いで沢山のカメラを買いましたが、スナップ撮るならやっぱりLeicaですね。カメラ市場をリードする日本製品は、機能的には殆ど完成されています。AFの精度とか求められる性能はまだ改良の余地があるんでしょうが、個人が趣味で使うカメラにいま一番必要とされているものは、既に機能よりも撮影体験の豊かさに移っていると思います。愉しさを追求してフィルムカメラに戻るという方向もありますが、さすがに多くの人にはハードルが高すぎる。なので、手間と成果物のバランスを得るにはデジタルLeicaが最も適している気がします。この日はM11+Summicron 35mmという組み合わせ。オールドレンズなんですが、写りには惚れ惚れします。


夕暮れ時の生田神社

三宮はコンパクトな街で、恐らく全国の政令指定都市でも規模感は小さい。その分色んなものが身近にまとまっているので、歩けちゃうんです。最近は大阪も京都もインバウンド客で混雑しちゃってますが、神戸は本当に適度に空いてて快適。生田神社は三宮の繁華街近くにありながら憩いのスポットになっています。


生田神社の花手水

正直カメラをやるまでお花にこんなに目が行くなんてなかったです。発色も造形も人間が作るものよりはるかに精巧で、自然は凄い。私は普段はFUJIFILM機、私の写真の先生である息子はSONY機を使ってるんですが、なぜかLeicaは写りが違うと感じます。実はカメラの背面液晶に浮かび上がる写真が最もエモくて、撮ったその場で見るとうっとりします。これはレンズなのかなと思いますね。マスプロ製品がコストの制約の下で切り捨てている材料や製法などのコストの掛け方が違うのかなと。光が浮かび上がる素晴らしい描写だと思います。


神戸を代表するライブハウス「チキンジョージ」

コンクリートと鉄の質感。神戸は昔からジャズや音楽と繋がりの深い土地柄。震災もコロナも乗り越えて老舗のライブハウスが今でも市内に沢山残っています。バンドやってる知人も多くて、みんな愉しそうです。

ガラスの質感

日が落ちて街がライトアップされてくると、昼間は気付かない色んなお店が目に入ってきます。どれだけ売れてるんだろうなんて心配しちゃいますが、ウィンドウを見て歩いているだけで幸せな気分になります。こういうアイテムのセンスが街を構成している大切な要素なんですよね。向こうにいるオーナーさんの想いが伝わってきます。


ステキなお店が一杯

こうやって街を歩くと、知らないお店、入ったことのないお店を沢山発見します。日本も成熟して、昔のバブル期みたいに遅くまで残業している会社も減りました。日が明るいうちにオフィスを出て、友だちと美味しいレストランでおしゃべりを愉しむ。別にお金持ちじゃなくても豊かな人生を送れるんですよね。良いことだなと思います。


通りがかった帽子屋さん

スリット越しの店内がエモい。いいんです、どうせ素人の写真なんて自己満足の世界なんですからw でもカメラやってなかったらこうして街をウロウロすることも少なかったと思います。被写体を探して、自分なりの切り取り方で表現することが愉しい。本当に良い趣味を見つけたなと。


カフェ活

結構遅い時間まで若い女性で一杯のカフェ。今の人たちはお酒なんて飲まずにカフェで愉しんでますよね。それもまたよし。

写真を撮る愉しみ方って人それぞれだと思いますが、私はストリートスナップと女性のポートレートが好き。これから拙い写真をご紹介していきたいと思いますので、宜しければお付き合いください。ご覧いただいてありがとうございます。

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