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<単語帳>表情管理:표정 관리

少し前から勉強中の韓国語、単語を覚えるフェーズに突入したので、単語と関連事項って感じで記事にしてみようと思います。
今回は표정 관리
漢字の音とさほど違いがないので、覚えるっていうのと違うかもしれないですけど、パッと単語が目に入って意味がつながらないと、字幕追えない。
そういう発想で、推しの動画に出てきそうとか記事読みに必要そうかな?という単語帳をはじめてみます。(間違指摘とか勉強アドバイス大歓迎!)

표정 관리

私がこの単語を聞くようになったのは去年(2021)の夏です。
つまり、日本の某オーディション番組を見ていて知った言葉でした。
なかなかに凄い単語だと思うんですよ、表情を管理するって。

就活の時に、表情の使い方とか歩き方、座り方、書類の渡し方って教えていただいたことがあるんですが、「笑顔」や「仕草」は鍛えるモノだったんだって驚いたことがあります。
まあ、割に色々驚いてしまう私です。

表情を鍛えるって、仕事術、という事であって、ルッキズムとはまた違うんだよ、と今となっては思います。
ほら、就活って自分を売り込みに行くわけで、ニコニコ対応できる能力が必要とされているんだったら、そういう能力を見せたほうが良いに決まってるんですよね。
本心隠して笑顔なんてむり、っていう自分を売りにしたかったら、そんな会社に就職してはいかんのです。
そんな自分でもできる仕事の会社を探すべきなんですね、これは会社も私もWin-Winな関係。
結局、私は自営業に収まりましたけど、仕事取るために円滑な表情管理は必須と学びました。だって、自分も発注先は気持ち良い対応の人を選んじゃうから。

ちなみに就活の時に教わった笑顔の作り方は、
箸を咥えて口角上げて、鏡見て、良い笑顔だなって自分で思えるところでキープ。
今だったらスマホでチェックです、鏡像より人からの視線に近いので。

愛想なんか作りたくないという捻くれた私でも、口角を無理に指で上げるだけでも、ご機嫌になるホルモン(エンドルフィン・ドーパミン)が分泌されるらしいので、たまに笑顔を作ってみたりしてます。
本当に、気分が改善するんですよねぇ。推しの笑顔が幸せな気分に繋がるのもこういう仕組みもあるんだろうなぁ。

好きなもの見て長時間ニコニコしていると表情筋が筋肉痛になるので、自然な笑顔って案外筋トレが要るんだと思います。
ですから、表情管理、になるわけですね。無理矢理に笑顔を作ったら引き攣れるのは笑顔の筋肉の動かし方をわかってないってこと。

見るだけで幸せな気分にさせるのが「アイドル」の仕事であれば、見ているこちらの口角が自然に上がる「表情管理」が必要になるということ。
共感させる笑顔って、鍛えないと無理なんだと思うんですよ、どんな美形でも。

笑顔にさせるのが、笑顔だけではないし、「巧み」であることに感嘆することだって胸をうたれることだって、感情を動かされるし。
不幸のどん底みたいなパフォーマンスの後に、爽やかに微笑まれたりすると、もう良かった〜となんだか笑みがこぼれてしまったりとか。
エンディング妖精なんて、ほんとうまい事云うなぁですし、大事ですね。

ともあれ、ただ歌って踊れるだけでは無いんだなと。表情とはいうけど、全身で表現しきれて、観客を巻き込めるか、まで、要求されてるんですね。

소년/청년 少年/青年

たった一枚の写真。
これだけで、「あ、Vampire」と思わせるのすごいなって。
これぞ、표정 관리なのかな。

私の嗜好がVampireにあるので、そう見えちゃうだけかと思ったんですが、ARMY諸先輩方がVampireだとかTwilightって呟かれていたので、それでいいんだよねと、胸を撫で下ろしたりしました。

それと同時に、青年Vampireの持っている何かと、少年Vampireが持っている何かは違うんだよねぇとしみじみ。

Vampireの宿命を知った絶望が少年にあるのなら、青年には諦念みたいなものが生じてるのかもしれない。
そして、それを写真一枚で見せつけてくる先輩はやっぱりモンスター。

Twitterの続く情報で、本人制作参加のコンセプトであることも知ったら、ああ、もうそりゃあ、説得力あるでしょうと思いました。
表現の手段としてVampireの設定を選んでいるということですから、解釈どころの話じゃない。
しかも怖いのは音が聴こえる気がしてしまうこと。明確な曲の形を取らないのは私の音楽的才能がないからなんですけど、何かの曲は鳴っていると思えてしまう。

少年Vampireは青年Vampireを見て、敵わないと感じるのか、それと違うものがあるはずだと克己するのか。
少年達は望んでVampireになったのではなく、させられてしまったわけだけれど。
自分の生き方で生きたいと足掻いて足掻いて、何を見つけるんだろう。

そうやって自分の走る道を必死に探す彼らの前には、ものすごいモンスターがいるのだと思わしめた、Twitterの一枚の写真でした。


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