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夜のひとときに、りんごを転がす

推しENHYPENの新譜Orange Bloodまで、あと数時間。

今までも好きなバンドや歌手の新譜は、怖々と待っていました。
自分の好きなニュアンスやテイストが続いてくれるか、どうかって、ちょっと祈るような気持ち。

祈りながらの夜更けに

推しという一般的な概念と私は違っちゃってる気がするなぁというのは、好きだけれど聴く前に音源購入することに躊躇があったりするんです。
スポしてくれてるけど、落ち着かない。

そんな時には、いろんな音に溺れて気を紛らわそうってなるんですね。
推し活の為に加入したアップル ミュージックを活用してなかったことも思い出したりして。

アップルおすすめが延々と流れる「ラジオ」、こんな時にはほんといいですね。
2時間ごとにチョイス傾向が変わるので、休日のダラダラ聞きにもってこいです。

そんなダラダラ聞きの最中、素敵と手が止まったのが。
Beabadoobee&Laufeyのa night to remenber

「ラジオ」は、良いと思ったらお気に入りにすぐ入れておけるから、助かります。

曲だけで良いってなって、アーティスト名見て、Beabadoobeeは気になってたので、自分の好みの確認ができて嬉しくなったのと「&」でLaufeyってなってたのが良いなぁって。
共作って雰囲気が&にでてるなぁと。

ここのところFeat.ってなんなのって、頭を悩ませていたから&に新機軸を感じて、ENHYPENは、Feat.じゃなくてハイフンでも良かったんじゃないか?
タイトルより共演をハイフンで繋ぐって素敵よ、と思ったり。ㅎㅎ

私はこの曲でLaufeyの声に魅せられてしまって、「ラジオ」は一旦止めて、Laufeyを検索しました。
Bedroom popとジャズポップだとWikipediaにはあったんですけど?
Bedroom Popという言葉を初めて知りました〜

長い記事だけど、一番しっくりきた記事をペタリ。

いわゆる家で作曲から録音から編集までやってしまう「宅録」に、ネット上で拡散される大衆化まで含む言葉かな。
ライブで煽るような曲ではない系統というか。

Beabadoobeeはベットルームポップに含まれるのかな??
ドライブにすごく良いですし、朝に聴くと、なんか身体軽く動けます。ローファイなギターポップという解説に、なるほどな、とか。

何だか、私、癒されたかったのか、とも思ったりして。

横道ですが、spotifyの日頃のお気に入りリストの方にも曲を足そうとして、題名検索したらでてきたのがShalamer.
なんか聴いた事ある曲だけど何か違う。

私が聴いた事があったのはMary J. Bligeのカヴァーの方だった!


そんなふうに聴いていたら、アルゴリズムが勧めてきたのが、mitski
やばっ、知らなかったのもったいなかった。

一曲で心を奪ってったのは、この曲。
Washing Machine Heart

タイトルの洗濯機で、うっって。

Toss your dirty shoes in my washing machine heart
Baby, bang it up inside

Baby, though I've closed my eyes
I know who you pretend I am
I know who you pretend I am

But do mi ti
Why not me?
Why not me?

Washing Machine Heart 歌詞より抜粋

うつくしい恋愛が、washing machine heartって言葉に出ているように感じて、いっそう変調子にぐるぐる巻き込まれる感じ。
(清く正しいって最初書いたんですけど、なんかニュアンスが違うなあと、dirtyの反対語で清潔っていうと性欲を否定してしまうようで、違うんだわ。)

why not me?
は洗濯機の屑取りに入っちゃった悲鳴のよう。

SEVENで浮上した気持ちが、3Dで海溝のどん底に落ちた悶々としていた気持ちそのまんまで、why not me? why not this side?
SEVENのMVのランドリーみたい。

偶然ではあるんですけど、ここまで全員アジア系ミュージシャンです。
すごい豊かなラインナップに嬉しくて泣きそう。

そうそうアジア系といったら!
ENHYPENのsweet venomにfeat.するBella Poarch。
公式で日本語字幕版があるので、歌詞とともにどうぞ。

どうか、レーベルが彼女に陳旧な価値観を押し付けたFeat.をしていませんように!


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