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ゼロからファンビジネスを僕が作っていった方法

こんばんは、mokkoです。

今日は、これまで僕が全くのゼロから集客をして毎回ライブ会場を満員にして行った方法を書いていきたいと思います。

僕は音楽の活動をしていたのが今住んでいる場所と全く違う場所で、やりたくても集客をゼロからやらなければなりませんでした。

曲だけが頭の中に浮かんでは作る毎日で、これといって披露する場所がなかったので、ファンはゼロでした。

そこから、ライブをすれば満員になっていましたし、一人で10人お客様に集客してきてもらったこともあります。

この方法がこれまで大なり小なり色々なビジネスを見てきて、どのビジネスにも通じる部分があるのかなぁと思いましたので書いていきます。

お客様の集客はどこからしてきてもいい。お客様は生活の質を上げたいと欲しているのだ

これが僕がいつも思ってきたことです。

音楽だけを聞きたければyoutubeを見れば、好きな曲を聞くことができますし、CDを聞いたり、DVDを観れば大体楽しむことができます。

機能的に楽しむことを考えればいつでも同じ音、同じ動画を楽しむことができます。

では何故ライブに行くのでしょうか?

それは、ファンになって生活の質をよくしたい、応援したいというがあるからです。つまり”聴きにいってみたい”という欲が生活の質を高めてくれます。

決してうまいとは言えないライブに何故人が集まるのかといえば、演奏する場所を選んできました。

その一例が結婚式です。

そう、友人の結婚式で必ずと言っていいほど演奏をして、今まで20回は越える演奏をしてきました。

僕はアコースティックギター一本で式場に入って、余興なので音を合わせたり、演奏する曲を弾いて練習します。

ひと段落してロビーに戻ると、何故か同世代の人が声をかけてくれて、『昔、ギターやっていたけど、今は触っていないなぁ』と言って、会話をしてくれます。

そして、ギター談義に花が咲いて、いざ本番が終わって帰る時に、

『声をかけて頂きありがとうございました』と話をして、そこからまた曲を聴きに来てくださいといって、

声をかけると大体一回はライブに来てくれました

一回ライブに来てくれることになったら、そこから僕の曲への想いを物語にして、出来上がるまでの曲のストーリーを書いた文章を送っていました。

すると、演奏する前に『曲を聴きたい』大体思ってくれていて、

ライブでこれまでの失敗の話うまくいった話をして、”悔しかったこと””嬉しかったこと”自分が調子にのっていたこと”つまり、

ドキュメンタリー的な話をすると、感情が動いてまた『聴きにいきたい』と思ってくれていました。

ライブは次回来ていただく機会を増やす為にある

僕は演奏をしてきて思うのは、ライブに来る為のお客様の理由を観察してきました。

それは、ライブでアンケートを毎回とって、好きな曲やこれからやってほしいことを書いてもらいました。

又、そこでメールアドレスやLINEアカウント、住所など個人情報を教えてもらいました。

何故なら、演奏した音源をご自宅に送ったり、アンケートで好きな曲を書いてもらっていたので、後日演奏してメールで送ることをやっていました。

そして、ライブの休憩の時に必ず見に来てくれていた方に挨拶に行って、お礼をして回りました。すると、帰り際には『また来るね』といって帰って頂けるのです。

そして、曲ができる度にメッセージを送って、お客様の感想であったり、ライブにきて人生が変わった話などを送っていました。

僕はこの頃メルマガ配信スタンドがあることを知らなかったので(まだできていなかったのかな)一通ずつメッセージをいれて、文章を書いていました。

もちろん、一回来たらもう2度と来ていただけない方もいましたが、大体はライブ告知をすると『空けておくね』と返信が頂けていたので、次の予約に合わせて会場を抑えたりしていました。

ライブは空間を楽しんでもらう

大体ライブというのは人気の曲を演奏しているので、演奏する曲が偏るのです。

そこで、ライブに2回目来てくれる人には、アンケートで好きな曲を書いてもらっていましたから、その曲をできるだけ演奏していました。

不思議と似たような曲を好きだと言ってくれるので、毎回がファンが選ぶベストソングライブになるので、

曲目をあらかじめメールしたり、新曲の音源をつけて送っていました。

すると、ライブが楽しみの場になっていくのです。つまりお客様が曲を選んでいるので、参加したいという気持ちになっていくのです。

そうして演奏をすると、休憩時間とかよく来る人同士で会話をしてくれるので、何の話をしているかはわかりませんが、盛り上げるのです。

盛り上がるとファン同士の交流となり、お客様同士の交流が始まって、

僕のライブがハブ(経由地)になっているので、次も参加してくれるということが起こっていました。

インターネットが出てきたからこそ、楽しむ為の”ライブ”に価値がある

僕はこうやってファンをゼロの状態から、結婚式からの集客や路上ライブで集客、SNSで知り合った人にライブの良さを伝えてきました。

そして、もう一つ付加価値を与えてきたのは、ライブに来てくれていたり、応援したい人の活動にお金を使ってきました。

CDを出していたらCDを買う、事業をしていたらお客様になるetc、

とにかく自分だけに利益を集中させないようにお金の循環を意識してきました。最初は利益は得て当然なんていう上から目線のことを考えていましたが、

僕のギターの師匠から、『お金は使うからまた戻ってきてくれる』という価値観を教えてもらったので、それをとことん実践していました。

そこで気づいたのは、”ライブは利益を出す場所ではなく、その後の応援者を創る空間を提供している”ということです。

今はサラリーマンを続けながら、BGMバンドの曲を作曲する活動になっていますが、この経験がまたファンを創る為のいい体験になりました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

僕はゼロの状態からご縁を繋ぎながら試行錯誤をして、ファンビジネスをしていく為思考を色々なビジネスから応用して作ってきました。

本当にいいアーティストが売れないのが残念ではありますが、ライブにお客様から『行ってみたい』といってもらえるようにするためには、感情的な価値を提供することであると僕は考えています。

この当時インターネットが今ほど流行っていなかったのですが、これだけ機能的な情報は検索をすれば出てくるので、

個人が選んでもらうには、機能的な価値以外にお客様から選んでもらう為の理由が必要になってくるのです。

だから、しっかり付加価値をどうつけていったらいいのかを考えないと埋もれてしまうので、何か発想のきっかけになってもらえたらと僕の経験をかいてみました。




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