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太陽星座と月星座

noteには書いていなかったのですが、先日、つくばのフリーペーパー「つくまる」に、わたしの占星術コラムが載りました。電子版でも読めるので、ぜひぜひご覧になってみてください。(少なくとも次号の発刊までは読めるはず)

当て物にあまり興味がないこともあり、こういう仕事はしたことがなかったのですが、縁あってこういった流れになり、非常に勉強になりました~。

これって占いのスキルはもちろんマストなんですけど、半分はライター的な仕事なんだなということを、つくづく感じました。自分だってそうで、好きな占星術師さんのなにが好きかって、文章とその奥にある人生哲学が素敵なの。わたしもそのような存在になりたいなあと思いました。

上のツイートにも書いたけど、太陽星座とあわせて、月星座で見てみてもおもしろいです。自分がふだん、太陽と月、どちらを意識しているかの指標にもなる気がします。

※太陽は、自分が外側に見せる顔の意識。社会でのアイデンティティといえます。一方、月は、飾らない素の自分の顔。主にこども時代に発達させる、自分の土台になる感受性や安心感、身体性などを担当する意識です。

わたしは太陽が獅子座、月が山羊座です。ふっと自分の書いたコラムを読んでみたら、結構わたしは月が強めだ、、、と改めて感じたのでした。(具体的に言うと、ここ2-3年、わたしめっちゃ頑張ったと思ってるんですw)

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わたしのネイタル、山羊座の月と蟹座の金星がオポジションになっていて、たぶんこの辺の意識を仕事(特に占い)に強く使っているんですよねえ。

杓子定規な原則にのっとると、「イヤ月の意識は仕事では使わないはずだ」というのが定石の論になるんですが、わたしは仕事とプライベートをあまり区別しておらず(おそらくこれからの時代は、そういった人がもっと増えるはずです)、たぶん原則を超えた使い方をしている気がしています。

時代が変われば、おそらく人々の意識の使い方も、その意識が使われる場の意味も変遷していく。ハウスの意味付けも、古い教科書では想定し得ないようなものが出てくると感じています。

時代の節目は特に、物事の本質を見る目というのがすごく問われますが、それこそが、わたしが現在、占星術に大変心を惹かれる理由になります。時代や社会情勢のことを人と話したがるのも、言葉で本質を掴みたいからです。

ここ数年ちょっと月に寄り過ぎのリーディングをしていたなあと、最近内省していたところなんですが、様々な文献と自分の経験を振り返るにつけ、あれ、やっぱり月は重要だなあというところにたどり着きました。

こども時代がきついと、物事の認知がいろいろ歪むので、その後の人生の感じ方や対処に、いろいろな影響があります。逆にポジティブな影響も計り知れません。幸せに生きられるかどうかということには、月が大きく関わるんです。

だからこそ、ごく小さい子ども時代は特に、「なにかを身につけること」よりは、まずは「安心してあるがままでいられること」を大事にしたほうが良いなあと思うのです。これは占い師としての真面目な見解でもありますし、ひとりの人間としての実感でもあります。

この記事も、今どきの親御さんにすごく伝えたい。こういうの不得意な方、多い印象です。

まあ、そもそもその親御さんも、自分の月(すなわち子ども時代)が安定していないところからの現状だとすれば、何世代かかけて圧迫されたものなのですよね。個人の責ではなく、社会全体の、時代の痛みと言えるでしょう。

子ども時代には帰れないけれど、我が子をいつくしむことや、日々の生活をリラックスして過ごすことで、自分の月は癒やすことができるので、そのようにみんなで月を癒せたら良いなと思います。

ではまた(^^)

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