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【読書感想】走れT校バスケット部2 松崎洋

イジメを背景にしたストーリーのため、身近な問題として考えさせられる内容。涙と笑いの青春小説。
「BOOK」データベースより

この本の概要

以前、「走れ、T校バスケット部」を読んでいまして、その流れで買った本ですね。
なのに全然読まずに積ん読になってしまってました。。。

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今回のストーリーは前作の終盤にもあったH校の試合から。
テレビドラマのCMあけにちょっと巻き戻して話が始まるヤツの小説版みたいな感じで始まって、なんかちょっと斬新!!
でも前回のストーリー忘れてたのでめっちゃありがたかったです(笑)

今回も前作同様、ストーリーもわかりやすいし、変なひっかけみたいなものもないし、安心しきって楽しく読むことができます。ほんと、素直すぎるわかりやすい展開が続くので、逆に「これは、途中でのぞき魔(バスケ部員の一人)がなんかやらかす展開なんじゃないか…」とのぞき魔の動向がやたらと気になってしまいました。

小説なのに試合の様子がわかりやすくてそれもよかった。漫画のように読めます。

さわやか〜

主人公の陽一くんがもともといじめられてたってところからスタートしてたので、前作はちょっとイジメ要素もありましたが、今回はイジメていた彼らもコーチもすっかりいい人になり、わかりやすいほどにちゃんと反省していて、さわやかさ120%アップです。
もうこんなわかりやすい展開ないでしょ?!と思ってしまう私はもう汚れちまった人間なのかもしれません。

今回のストーリーでさらに味付けが色濃くなっているのはのぞき魔くんでしょうか。こんなヤツいるの?年頃の男の子はこんななのかね??

とりあえずなんも心配せず楽しく気楽に読める小説。
これはこれでありかもしれない。もしかしたら続きをまた買うかも??1作目よりこっちのほうが好きです。

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