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私とドリカム

私が中学生の頃。
親友の純子がドリカムにハマった。
おすすめされたので聞いてみたら、私も見事にハマった。

好きな人とそこらへんですれ違わないかと自転車でウロウロしてるときは「あなたにあいたくて」の気分。

ちょっといいことがあった帰り道や、好きな人も交えて友達たちと遊びにいくとき、自転車を乗りながら頭の中では「Ring!Ring!Ring!」が流れていた。

好きな人とちょっとだけ付き合ったけど、わりとすぐにフラレてしまった。
好きじゃなくなりたくて、色々頑張ったけど結局中学3年間好きなままで、その心境は「STILL」の歌詞そのままだった。

高校では親元を離れて下宿暮らし。
毎朝「Wherever you are」で目覚めた。
日曜日にはマサさんのラジオを聞いた。
好きだった先輩が卒業する3月は「悲しいキス」。
友達の失恋には「サンキュ」。

大学生のころは、ドリカムから少し心が離れた。
アルバム「SING OR DIE」がわたし的にはイマイチで、そこからちょっと熱が下がった。

とはいえファンはファン。
自分的にハマる曲にはちゃんとマスターしてカラオケで歌ったりした。
「朝がまた来る」
「そうだよ」
「なんて恋したんだろ」
なんかは今でも大好き。
社会人になってからの失恋は「なんて恋したんだろ」の歌詞みたいな終わり方で、失恋直後に職場の人とカラオケ行ってこの歌を歌って泣きそうになった。

大学で上京して、テレビもレンタルビデオも自由に見られるようになった。
(高校のころの下宿生活はNoテレビライフ)
1995年のワンダーランドのビデオを借りて見て、衝撃をうけた。
吉田美和マジすげー!
何回も繰り返して見た。

部活の先輩がチケットをとってくれて、1999年のワンダーランドで人生はじめてのワンダーランド&人生はじめてのコンサート!
ドリカム熱が少し下がってた時期だったけど、それでもやっぱり最高だった。

子どもが生まれて、またドリカム熱が復活した。
子どもが生まれてから聞いた「よろこびのうた」はなんかもう鳥肌もので、自分のステージが変わっただけで同じ歌でもこんなに感じ方が変わるのか!とびっくりした。

吉田美和のソロアルバム「beauty and hermony2」に入っていた「告白」をYou Tubeで聞いてやっぱり鳥肌。
そして泣けた。
最高の夫婦愛。
夫婦の曲といえば、「愛がたどり着く場所」も大好き。

仕事でつらいときには
「THE ONE」
「MERRY LIFE GO AROUND」
を聞いて乗り越えた。

震災のときは「何度でも」。

ドリカムと出会ってから30年。
楽曲と私の人生は完全にリンクしていて、どの曲を聞いても当時の自分や当時の感情、当時の情景が浮かんできて、泣きそうになる。

そんなドリカムのワンダーランド2019が昨日から幕を開けた。
今年は30周年。

そして今日。
私と幼馴染の親友はともにワンダーランドに行く。

一緒に人生を歩んできた友と、私の人生に寄り添ってくれたドリカムを聞き、生の吉田美和とマサさんに会えるこの喜び!

今日は絶対に幸せになって帰ります。

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