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寝る直前のしあわせ

我が家には長男(3年生)、次男(1年生)、三男(1歳8か月)の息子らがいる。
上2人が小学生なのでだいぶマシな方だとは思うが、やはり子どもが3人いると毎日バタバタでせわしない。

朝。
朝ごはんと、昼の学童用弁当と、夜ご飯を作る。

朝ごはんを作ると言っても、次男はふりかけご飯のみ、三男は手づかみしやすいようなミニおにぎり、長男には目玉焼きを焼く程度。
作ると言っていいのかどうかなレベルのメニュー。

とはいえ、それに加えて弁当のおかずを作ったり詰めたり、晩ごはんの主菜、副菜を作るので、手抜きメシとはいえ、朝はそこそこ忙しい。

バタバタしたまま仕事にいく。
バタバタしているので保育園の連絡帳を書き忘れることも多い。
忘れ物も多い。
ごめん、先生‥。


昼は仕事。
自分の裁量で動ける時間はそれだけでありがたい。
大人と普通の会話できるのはとてもいい。

夕方。
長男次男はちょっとはやめに2人で帰ってくる。
私は三男を迎えにいき、家に着く。

ここからが勝負。
三男には黙らせるための何かをテキトーに与えたり、とりあえず米を食べさせたりする。
そのすきに作っておいたおかずをあたためる。


ご飯中は、三男の食事介助をしつつ自分も食べ、食べながら長男と次男の話を聞いたりする。
ダラダラたべがちな次男には、つどつど「ご飯食べろ」とうながす。

だいたい、私と三男が先にごちそうさまをする。
食器を何回にも分けて洗うのは面倒なので、子どもら全員がごちそうさまをするまで、リビング横の和室で、私と三男はだらだらと戯れる。
もちろん、その時間でちゃんと洗濯物をたたんだりすることもあるのだが、最近は面倒なので1日くらいなら洗濯物の山を放置していることも多い。
「2回分くらいをまとめてたたんでもいいんじゃね?」くらいおおらかな気持ちで生きている。
なので、たとえそこに洗濯物の山があったとしても、私がその山にのぞむとは限らない。

長男と次男がごちそうさまをしたら、私は食器を食洗機に入れ、長男と次男には風呂に行くよううながす。
小学生になると、2人で入ってくれるのでとても楽ちん。

風呂上がり後は、彼らの自由時間。
Youtubeを見たり、Switchをやったりしてすごしている間に私は三男と風呂に行く。

風呂から上がったらちゃちゃっと髪を乾かして、歯磨きをして、私と三男は早々に2階の寝室に行く。
三男は暗くしてしばらく横になってると割とすぐ寝てくれるので、彼が寝たら私は布団のなかでスマホを見てダラダラすごす。

最近は、寝かしつけしてる頃に、夫が帰宅することが多い。
長男、次男が小さい頃はほぼ毎日終電帰りだったのだが、三男がうまれてからはかなり早く帰ってくるようになった。
ありがたいことだ。
夫は基本的に自分のことはすべて自分でやれる人なので、ご飯も自分であたためて、自分で食べる。
食べながら、くつろいでいる長男次男に今日の出来事を聞いたりしている。
彼は自律した男なので、食べたあと、食器や鍋を洗ってくれたりもする。


我が家は、2段ベッドとセミダブルベッドを並べて、家族全員で同じ部屋に寝ている。
21:30前後、夫、長男、次男が寝室に来る。

私はここから寝るまでの時間が1日のなかでいちばん好きだ。
みんなが布団に入ってから寝るまでの数分のあいだ、学校での出来事を思い出して話をしたり、ゲームの話をしたり、誰かのおならで笑ったり、クイズを出したり。
たいした話はしてなくて、たいがいはおならとかお尻とかそういう話。
くだらないことこのうえないのだけれど、そういうくだらないことをくだらないまま、話している時間は、ものすごい幸せ。

すべてのタスクを終えてもう寝るだけ、という状態はただでも最高だけど、この、寝る前の少しの時間を誰かと笑って共有できるというのは本当に幸せなことだ。

この時間が大好きなので、息子らが「一人部屋ほしい」と言い出すまでは、こちらから寝室を分けるという提案をすることはないだろうな。
いったいそれはいつになるんだろう。


と、ほっこりしてたんだけど、これ書いて改めて思ったわ。

私、けっこうダラダラしてる時間多いね‥。

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