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ジャニヲタがいついかなる時も「かわいい」はなし

本日も、ジャニヲタ関連の話をさせてほしい。

ジャニヲタはいついかなる時もかわいいなと、近頃あらためて思った。

私はジャニーズも好きだし、ジャニヲタも好きだ。「ジャニヲタ」が好きってどういう意味?って思う人もたくさんいると思うので、わたしがジャニヲタを好きな理由をまず話したいと思う。

自分の担当(他のアイドル界隈では好きな子を「推し」と呼ぶけれどジャニーズは「担当」タレント本人を「自担」とよぶ)を見に行くために、髪型もメイクもネイルもすべて自分がおしゃれだと思うスタイルにできるかぎり整えるジャニヲタがすきだ。
自担の視界に入るかもしれないその瞬間のためにおしゃれしている子や、メンバーカラーを身につけることで自分のテンションを上げる子、友達同士でお揃いコーデをしてSNS映えに命をかける子、また同担オタクへマウントの意識が向いている子もいるかもしれない。

どんな理由であれ、「自担」が原動力となっておしゃれをして「かわいい自分」でいようとするオタクの行動そのものがかわいいのでわたしは好きだ。だから現場でオタクを見ることも、わたしにとってはジャニヲタ活動の一環だった。

けれどこの感染拡大の状況下、コンサートがほとんどなくなってしまい、なかなかオタクを目にすることがなくなってしまった。

コンサートはオンライン上で配信してくれたので、コロナ禍真っ只中の去年1年間もとても楽しくジャニヲタできた。

しかしオタクには会えなかった。

昨年の夏はいろんなタレントが配信コンサートを行った。配信コンサートを見るときは、わたしは常にすっぴんねまきだった。髪を巻くのに欠かせないコテも去年はほとんど出番がなかった。
もちろん配信コンサートであろうと、パソコンやタブレットの前でいつものおしゃれをして万全の準備で挑んでいるオタクもいたと思う。
しかしオタクをこの目で見ていないから、私の中で「かわいいジャニヲタ」のイメージ映像が薄れていった。

かわいいオタクたちの脳内映像が薄まっていった夏が終わり、昨年の秋から冬にかけては舞台やコンサートが少しづつ再開された。今は再び緊急事態宣言が出ている状況でまた現場が少なくなってしまったし、私もどこにも出掛けていないが、昨年の秋は万全の感染対策をして、ジャニーズJr.の舞台の現場にでかけた。

現場では、以前のようにオタク同士で集まってテンション高く会話をしている様子は一切無く、みんな席に座ってなるべく静かにしていた。元気のないオタクたちに寂しさを覚えたが、あんなにおしゃべりで永遠に喋っていられるジャニヲタみんなが、この状況下で自分達の出来ることをアイドルのためにしっかり取り組んでいる姿も可愛いなあと感じた。

もちろん状況が状況なので、当たり前の振る舞いではあるけれど、普段のおしゃべりすぎる状態を知っているゆえになんだかとても健気に感じた。

しかし、無敵で可愛いジャニヲタおしゃれ力は、マスクのせいで半減していた。ばっちりメイクに仕上げても、リップはマスクにかくれる。そして2列目までの客は、飛沫感染予防として会場で配られたフェイスシールドもつけなければならなかった。仕方のないことだけど、見た目が可愛さからかけ離れる。

わたしは2列目なんていう良席ではなくもっと後ろだったけれど、「自担を近くで見れることが本来ならとても嬉しいのに、自担から見られる姿がこの姿なのは嫌だろうな……」と感情移入してしまった。

そして開演10分前、配られたフェイスシールドを観念して装着する前列のジャニヲタたち。

鏡を片手に真剣そのものだった。
フェイスシールドを装着してから前髪やサイドの髪を一生懸命整える姿がとてもかわいくて胸を打たれた。
ジャニオタのかわいさ、これこれこれ!!!!!!と私は一人で喜んでいた。
みんな何度も付け直して、自分的に納得するバランスを探す。マスクをしてる上にフェイスシールドをつけているので、視界が曇ってしまわないかどうか、一生懸命マスクの位置も調節していた。友達同士できていた子達はお互いの姿を確認しあっている。もちろんマスクやフェイスシールドをしないほうが見た目がかわいいのは間違いないけれど、みんなが「かわいい」を諦めなあ心にテンションが上がった。

舞台の演者は演じているから、視界に入ったとてもちろんみんなの姿を気にしていないかもしれないし、その「かわいい」を諦めない努力がなんなのかと思う人もいるだろうけれど、自意識が過剰なほどわたしはジャニオタが愛しくなる。
自分なんて、とか、どうせだれも見てないし~と自分自身を下げるより、できるかぎりかわいくいたい!と一生懸命になれるのは素敵なことだ。

ジャニヲタは、いついかなる時もかわいくあろうとするし、その努力自体が一生懸命でかわいい。今後なにがあっても、きっとみんなかわいいをあきらめないんだ。わたしはそのかわいいを作る原動力であるジャニーズと、ジャニオタが大好きだ!と元気が湧いた。

ジャニーズとジャニオタありがとう!ジャニーズがある時代に生まれてよかった~
とりあえず何も気にしない状況下で、早くコンサート行きたい。

再び「かわいい」力100%のオタクたちに会える日を楽しみにしてる。


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