3日前の帰り道

今日は涼しいし、風が弱いし自転車通勤日和でした。

そして日記日和です。ニッキ、ニッキ。

私の本日の通勤路の反対。なんと言えばいいんだ…。帰宅路か。
私の本日の帰宅路について書きます。

今日もなんとかやり終えたという達成感と、デスクワーク特有の体のだるさとともに会社から出る。
すぐそこの駐輪場にとまる、よくある白いクロスバイクが愛車である。
よくあるハンドルが黒いやつ。
入社1年目にロードバイクで転んで、すぐに購入した。
ロードバイクってのはハンドルのところが、アフリカとかにいる(というよりサファリパークで見る)ツノが鹿とかみたいに真っ直ぐじゃなくてグルンと丸くなっているやつのツノみたいなやつね。
帰宅(じゃなくて正しくは歯医者へ向かう)途中に、ロードバイクの細いタイヤが溝に取られて転んだ。

今の愛車になってからは転んでない。
安全運転にも気をつけている。
ヘルメットを被り、蛍光の黄色のタスキも斜めにかけて、ライトもばっちり。

今日はなんとなく空が青いなと思う。
特に西の空は青かった。

青い空に細い月がお似合い。

会社から見て、うちはたぶん北西。
帰り道は、ざっくり言うと真っ直ぐ行くと北に向いてて、左に曲がると西を向いている感じ。
もう少し詳しくいうと会社から出て
→↑↑↑↑↑↑←←↑←↑←↑←↑↑←↑

見て分かるように基本的に北に向いて帰る。
東西に流れる川を渡る。
この川けっこう大きくて、一級河川なの。
一級河川の定義とかは知らないけど1だから大きいのです。
川を渡ると言いましたが、もちろん橋を渡ります。泳ぎません。

今日は橋から見える景色がきれいでした。
上記矢印でいう左から四つ目の↑がこの川の上です。
これまた立派な橋で、大好きです。

今お伝えしている向きは↑なので、月は西の空←。
空が青いからか、河の水面もいつもよりはっきり見えて、風が弱いからかざわざわの模様も割と大きくはっきり見えて、その少し上にこっそり月が浮かんでて、たぶん「月が浮かぶ」と初めて言った人が見ていた空もこんなふうに少し明るくて青みを帯びてて月が今日みたいに細くて、丸い猫背の側が下を向いていたんだろうなと思う。

橋を渡りきってからもしばらく真っ直ぐ。
その後、←↑を何度か繰り返す。
←に向くと、ゆっくり落ちてくる月の落下点へ吸い込まれていくような気分で自転車のペダルが軽くなる。

今日はのりのりだったので、たまに寄り道(→↑)してご挨拶する木の向かいにある神社へ初めてお参りをした。
鳥居にかかる桜が民家の窓から漏れる生活音ならぬ生活光に照らされて、お花見の人が減った今日一日を思い返しているように見えた。

お財布に1円玉と100円玉があったので、お賽銭箱に入れた。
気持ちもお財布も軽くなってよろしい!

神社の向かい、たまに挨拶する木は私が3人両手を広げて張り付いても1人目の私と3人目の私は手が届かないぐらい太い。
出っ張りと窪みが絶妙に顔に見える。
見る度顔は微妙に違うけど大体はびっくりした顔か、眠たそうな顔。

家が近づいてくると北側にある山がだいぶ近くなる。
北側の並びの中では、まあまあ高い方の山のてっぺんには電気がついている。
灯台みたいな感じ。
明るさ的には、マイナス3〜4等星ぐらいだと思う。

家に着くまでに25分かかるけど、家に着く頃にはだいぶ空の青が薄かった。
月の近くに明るい星が一緒に見える。
あんまり星のことは知らないけど、たぶんすごく明るいので恒星ではなくて、惑星だろう、惑星ということはスイキンチカモクドッテンカイメイのうちのどれかでチに近いどれかだろうか。

って3日前に書いた、3日前の帰り道の日記。