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3日前の帰り道

今日は涼しいし、風が弱いし自転車通勤日和でした。 そして日記日和です。ニッキ、ニッキ。 私の本日の通勤路の反対。なんと言えばいいんだ…。帰宅路か。 私の本日の帰宅路について書きます。 今日もなんとかやり終えたという達成感と、デスクワーク特有の体のだるさとともに会社から出る。 すぐそこの駐輪場にとまる、よくある白いクロスバイクが愛車である。 よくあるハンドルが黒いやつ。 入社1年目にロードバイクで転んで、すぐに購入した。 ロードバイクってのはハンドルのところが、アフリカと

    • カエルくん

      あの日、あのおばあちゃんは泣いていた。 あの涙が、あの泣き顔がなんとなく忘れられないので書く。 休日の昼下がり、私は外を歩いていた。 近所の道を歩いていて人とすれ違うことはあまりない。 私の住んでいるところは田舎で、車社会。 「ちょっとそこまで」にも車を使うので、車とすれ違うことはあっても、歩いている人に出会うことは珍しい。 おばあちゃんが向こうから歩いてくる。 挨拶する。 すれ違う、と思ったがおばあさんが話しかけてきた。 行きたいところがあるようなので、スマホで検索した

      • よく眠れますように

        「花は種をつくるためのものだから、生き物に寄って来てもらって協力してもらえるように、生き物がきれいだな、寄って行きたいなと思うように進化してきたんだろうな」と、花を理屈抜きにきれいだと感じることを、理屈っぽく話したら、どんな返事が返ってくるだろう。 そんなことをぼんやり考えながら、帰り道を歩いていると雲の切間から陽の光が白く光っていて、きっと私が思いもしないような返事を「じつはね…」と、もったいぶりながら返してくれるんじゃないかなと思う。 心の中でちょっと笑う。 昔から彼岸

        • 文章を読んでいると、そこに相手がいておしゃべりしているような気がした。 他愛のない会話ができるって幸せなことだよなあと思いながら、他愛のない会話をするように文章を書きたいと思う。 最近、自分の内側のものをとりあえず外に出さない日々を送っていたので、なんかバランスが悪かった。便秘だな。 自分を出さないことは楽なようで、長期的に見ると割と大きなダメージなんだなと思う。 ため込むと腐っちゃう。 かといって、急に書こうと思っても書けない。 リハビリから。 最近、立て続けに自

        3日前の帰り道

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        記事

          夢見るゴジラじゃいられない

          最近ゴジラのことをちょこちょこ思い出す 今日、ゴジラが生誕68周年らしい ゴジラとかキングギドラとかのビデオを何回も何回も観て、なんかちょっとゴム臭い感じのフィギュアを買ってもらった しっぽが回るようになっていて、強く引っ張ると抜けるところがお気に入りだった モスラはキングギドラを倒したので、将来モスラになりたいな〜と思っていた モスラのフィギュアは羽が外れるようになってたな 最近、転職を経験したからか、「何がしたかったのか」「何になりたかったのか」、子どもの時の夢みた

          夢見るゴジラじゃいられない

          メモ : 今日のカニ

          車が通れないくらい細い川沿いの道を自転車で走っていると、カニがちょこちょこいるんだけど、今日はわっさわさカニがいて、多すぎてよけるレベルじゃなかったからとりあえず止まったんだけど、みんながカニさん歩き(サイドステップ?)でさーっとはける中、1匹バックで逃げるやつがいて明らかに遅くて、なんなら私の進行方向に逃げるから逃げられてなくて、しばらく前に読んだ「むれ」っていう黄色い表紙の絵本を思い出して、私とこのカニは間違いなくむれだなって思ったし、そういえば人生初、運転免許証がゴール

          メモ : 今日のカニ

          ※蛍です画面の汚れじゃありません

          寝る時、雨だと雨の音がするし、晴れだとカエルの声がする。 おとついは、道に飛び出してきたカメを田んぼへ寄せた。 手をあげて道を渡れるようになるまでは、出てこないように言っておいた。 きのうは、田んぼに向かって、あんまり空を綺麗に写さないようにと頼んでおいた。 白い紫陽花が咲いていて、名前とのコントラスト効いてますね。 青いのぼりに、黄色の「冷やし中華」。 おばあちゃんが首を長くてして待ってるって言うから、たぶん身長3mにはなっているはず。 スリッパを新調したら、図

          ※蛍です画面の汚れじゃありません

          Θ Θ

          カエルの眼 ふたつ穴ボタン 下駄のウラ ミストシャワーのCMのためにマジックで塗られた卵 昔ながらの2ッ口ガスコンロのつまみ °Θ   弱火か強火 θ ‥ θ おやすみ どうでもよくて、なんでもいい

          フルーツサンドっぽくない話

          ぽかぽかした車の中で,のんびりフルーツサンドにかぶりつこうとしたとき,写真の左側,つまりバナナ側だってことに気がついた。 やめた。 持ち直して写真の右,つまりキウイ側から食べ始めた。 食べながら自分の行動を振り返る。 私は好きなものを最後に食べる派である。 先に食べる派と話をすると,「もしも地震がきたら理論」に丸め込まれたふりをする。 納得いってない。 好きなバナナを最後に食べれるようにフルーツサンドを食べていることから明らかだ。 もしも地震がきたとき,私が「もしも地震

          フルーツサンドっぽくない話

          さけびたいな?

          叫べません! あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あぁ!!!! もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー くそーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          さけびたいな?

          雨だった

          明日の雨は悲しい雨 って、いつも楽しい雨が降る人が言うから、雨が急に悲しくなった 時代劇で医者を呼びに走るときは大体雨だし、下駄は脱げて足から血は出るし、途中で転んでどろどろだし。 そんなときに見る雨より、ずっと悲しい本物の雨だった。お通夜、お葬式の間、静かに優しく降り続いた。 この世界で、誰かがどこかで産まれて、誰かがどこかで死ぬっていうことを知っているけれど、感じることは自分の人生の中でどれくらいあるものなのだろう。この誰かが身近な人であることが、今後どれくらいある

          雨だった

          ☀︎イ☔︎ミ⭐︎

          下書きに残っているのに消えていく言葉がどこまで聞こえてくるか耳をすます。 あのとき、あんなに大事だったのに。 海に行くと太陽は食べられちゃうし、山はトラックを飲み込んだ。 人の心に勝手に入り込んできた星を、1日が1日であるように昇って沈む太陽を、動いてないと言われても、そりゃ信じないよ。動いてるもん。自分も地面もずっと変わらない。そこにある。まさか回ってるなんてね。 意味なんてない。意味が欲しい。意味を作る。意味を信じる。みんなこわい。でも好きにすればいい。 散文だ

          ☀︎イ☔︎ミ⭐︎

          しけったマッチ

          弱音を吐く、っていうのはあまり好きじゃない。 けど、この歳になって、やっとなんか、弱音を吐いて自分の気持ちを受け入れるというか、見つめ直すというか、コントロールするというか、そういうのも大切だなって思えるようになってきた。 まあ、 すぎたるは、タルタルソースだし およばざるが、ざるざるうどん。 弱音を吐き出すと、止められなくなって、なんか思ってるより大袈裟に 亠 加 沙 人 衣 衣 ガッシャーン 合体 大袈裟 話がそれた そう、大袈裟に話してしまうというか、思

          しけったマッチ

          下を向いて歩くのも、たまには悪くないよと、つぶれたてんとう虫が教えてくれた。 てんとう虫は高く飛んでいけたでしょうか。 前向きか、後ろ向きかなんて、気にしすぎない方がいいですよと、干からびたミミズが言った。 ミミズは、何が気になったのか。 人は、色んなものを言葉にのせて運ぶんですよと、コウノトリが呟いた。 私は何を乗せて運びたいだろう。 日記は、今日の自分が明日の自分に残す遺言なんですよと、万年筆が口走った。 今日の自分は、昨日の自分の遺言に耳を傾けたでしょうか

          おつかれ

          空が青く見える。 前髪をもてあそんで通り過ぎた。 “共感”の基準は自分の中か、相手の中か。どちらでもないなと思って、朝、目が覚めて1日が始まるのに気がつくような感覚が流れ込んでくる。 風で目を細める。 言い聞かせながら飲み込んだ。何度も何度も。 目が、かゆい。 欠けた部分より、今あるものを大切にってのは大事だけれど、欠けた部分があるから消えない苦しみをどう消せばいいのか分からない。 屁理屈ばっかりこねて、ページをめくる。 「なんで」なんて聞かないで。「ごめんな

          おつかれ