オンライン飲みしたくないっつってんじゃん


生身で会ったことのない人間とオンラインで飲むことのなにが楽しいのか、全くわからない。
同期がやたらめったら他部署ともオンライン飲みをしたがるので、早くも面倒くさい。


東京の女たちと他県のわたしたちが会うことが今後あるのか?ないとは言わないが、どんだけの確率なんだそれは。
なんでこれから先たいして重要人物になってこないことが確定している、たかだか一回グループワークしただけの奴らと飲みたがるんだ。暇なのか? Netflix契約してないからオンライン飲みしたくなっちゃうの?


社内の人脈作りに邁進する同期たちはすごいな。社会人って、大変だな。
これだ!!! ってものにしかお金と時間を割かずにここ数年生きてきたので、この中学の頃みたいな、みんなしてるからしなきゃいけない、みたいな雰囲気、とても苦しい。
オンライン飲みだったら無駄な出費がないのがせめてもの救いだけど。


時は金なり、というか、人生なので、つまんねーーーーと思ってしまうものに人生を割かなければいけないことに、ギェーとなる。

その時間でマイリストに突っ込んだままの映画一本ぐらい観たいし、だらだらオンラインゲームしたいし、姉とダンスパーティーしてたい。
なんでお互いそんなに興味ないのわかりきってるのに、え、オンライン飲みしようや!ってなるんだ。
安易にオンライン飲みしよー! とか言うな。まじで。


オフラインだったら、家の用事が~とか、犬の散歩が~でさっさと逃げれるのに、今この環境下ではどれもこれも使えない。くそだな。


でもきっと、オフラインならオフラインで、この研修期間の間に周りの人間にギェンとなったりなられたりしているだろうから、このぐらいの不愉快さは屁の河童のはず。
今はリモートワークで実感が湧かないけど、新卒として不愉快なことはきっと山ほどあるはずなので、慣れていくしかないのかもしれない。
土台をある程度固めたらあとは快適だろうし、今は土台作りの時期、と思うしかない。


どうでもいい人間とのオンライン飲みが嫌すぎて、そんなしょうもないことに時間を割くことが確定なのが無理すぎて、鳥飼茜のサターンリターン3巻がなければ発狂していたかもしれない。
今回も相変わらず気持ち悪くて、結局アオイと理津子も男と女で、仕方ないよなと思いつつも悲しかった。


だけど男と女が男と女であり続けながらも人間として向き合い続けようとしてるふたりがリアルで誠実だと思うので、そういう意味で獣になれない私たちは最高だったな。
サターンリターンのあの感じは悲しいけど、結局それもまた然り。


そばにい続けられる異性の友人なんて、ある程度のライン超えて魅力的じゃないと無理だし、しにたいしにたい言って甘えてくる人間は誰にでもそういうことするし。


なんだか、少し頭が悪くて男に頼ってもどうにもならなかったかつての幼なじみを久しぶりに思い出してしまった。
今はなんらかの保護施設にいるらしい。
保護施設に行かなかったら自殺してたんだろうか。


これから先も右肩上がりで増えるであろう自殺者のことを考えると、しんどい。 
姉とは、もう我々が政治家になるしかないんじゃないか、という話になった。でもどうやってなるんだ政治家って。


疲れたなあもうやだなあってこぼしただけでも、こうして生活できてるだけ恵まれてるよわたしたちは、とかそういう言葉をかけられたりするし、実際そのとおりなんだけど、だからなに? という気持ちにもなってしまう。
だから今この環境下で政府が助けてくれないことにも目を瞑れる、とかではないでしょ。普通にきついし、普通に怒っていいでしょ。


今仕事を失ってる人たちにも胸が痛いし、自分たちの生活のしんどさにも、自殺してしまった人たちにも、どうしたらいいのかわかんなくてしんどいんだからさ~。まじで国がさ~。


過去一、怒っている。去年はおっさんや男によく怒っていて、今年は政府に怒りまくっている。
いろんなことに傷ついて些細なことにもやもやして怒る自分が嫌で、ポップにラブリーに生きたい、と思っていたけれど、もうラブリーじゃなくていい、ブチ切れながら生きていくぜ俺はよ。


あーーーーーーオンライン飲み、次からはぜってー断ろ。



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