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サピックス「漢字の要」を2倍使い倒す

いよいよ11月も半ばになりました。つい先日サピックスオープンがあり、自己採点結果に打ちのめされています😭
保護者会で言われたのは

成績が悪かったらミスを責めるのではなく
「穴が見つかってよかったね」
「これが本番じゃなくてよかったね」

いかに自信を失わないような言葉がけをするかが大切です!と念を押されました。はい、まったくそのとおりですね。それなのに、ついつい小言を言ってしまいました…まったくダメな母ちゃんです😓

嘆いていても始まらない。成績の良し悪しに関係なく、我が家の受験校は変更無しの予定なので、さっさと前を向いて、一分一秒でも多く勉強をしていきます。

漢字の要のダメなところ

さて気を取り直して本題です。サピでは6年生から毎週「漢字の要」の範囲が指定され、毎回テストがあるわけですが、一般的な使い方としては、赤い透明シートが付随されているので、塾側も『赤文字部分を隠しながら書き取りをする』といった学習方法を想定しているのかなと思われます。
いやでもこの方法、かなりイケてないと思いませんか???
だって漢字の要は、赤シートで隠れない黒文字部分に、思いっきりヒントになりそうな情報が記載されてたりする。

「炭酸」の赤文字の下に、思いっきり「酸」の字が見えとるがな!ここも赤くしてくれよ!って話ですよ。この辺がイケてないと申し上げたいところなのです😡
そもそも論として、赤シートで隠しながら学習するのも面倒くさいじゃないですか。ちょっと手が滑ってシートがズレたら、答えが見えちゃったりしますし。こんな学習方法アナログすぎる。昭和かよ!と叫びたくもなります。

じゃあ、コピーして下半分を隠して学習するか〜?などと考えたりもしますが、ノンノン。時代は令和ですよ?平成を飛び越えて今は令和ですよ?これこそデジタルツールを活用しましょうよって話です。

神アプリ「暗記マーカー」を活用する

まずはこちらで何が出来るアプリなのかご確認ください。決してこのアプリの回し者ではございませんよ💦(←お約束)

隠したいところにマーカーを引くシンプルなアプリです。似たようなアプリは幾つかあるんですが、色々比較検討した結果、これが「漢字の要」には最適だという結論に達しました。漢字の要だけでなく、コアプラスや「知識の総完成」などでも我が家は活躍しています。(どの教材にマッチするかは後述します)

【注意】
このアプリはタブレットで使うことが前提です。あと、アップルペンシルなどのタブレット用ペンが無いと厳しいという点にも注意です。

具体的な使い方ですが、隠したい部分をアップルペンシルなどでマーカーを引いていきますと、このように隠せます。

学習時に、隠した部分(チェックマークの部分)をタッチすると、透過されて答えが見え、更に正答したかどうかを記録できます。記録することで、間違えた問題だけを後で復習できたりして便利なのです。

実は以前にも、このアプリのことはチラッと書いているのですよね。その時はさほど詳しくは書きませんでしたけど、あまりに感動したので勢いで書いた記憶があります。「言葉ナビ」の学習で活用したようですね。

「漢字の要」を語彙力教材として2倍使いこなす!

神アプリなのでぜひ使って欲しいと思うのですが、実は今回一番伝えたかったのは、暗記マーカーを使うと便利ですよ〜ということではないのです。
漢字の要を、単なる漢字学習で終わらせず、語彙力教材としても使い倒せ!です。

漢字の要は、章によって出題内容の毛色も異なりまして、例えばこのように、用法が難しい漢字には意味も記載されているページがあります。このとき、意味の部分も学習対象にすると、語彙力教材にもなるわけです。
使い方はいたって簡単。意味の部分もマーカーで隠しておいて、漢字の書き取り時に「意味は?」と聞くだけ。(ちなみに赤色マーカーになっている部分は、学習時に間違えた/意味を知らなかったものになります。複数回復習すると、正解率によって色が変動します)

そもそも「感泣」の下に「感動して泣くこと」なんて意味が書いてあると、それヒントですやん!ここが見えたら漢字も書けるに決まってますやん😓

暗記マーカーの便利機能

推したい機能があるので、もうちょい詳しく紹介します。
単に隠したいだけで、学習チェックまでしたくないような情報は、「グループ化」の機能が便利です。これが本当に便利で、私はめちゃくちゃ活用してます。

これは先程と同じ画像なんですが、問題3(ア)や、問題6(ア)、問題7(ア)の部分は、意味の部分にチェックマークが付いていないのが分かりますでしょうか?「最後」「移動」「一生」なんて、わざわざ意味をチェックするまでもないけど、意味が見えると書き取りのヒントになっちゃうことが記載されているので隠しています。そして、意味の部分は答えと「グループ化」して、表示/非表示が連動されるようにしています。
これが非常に便利なので、このアプリを使う時はぜひ試してほしいです。

あと、マーカーを引くときに、垂直固定/水平固定の機能もあるので、手ブレを気にすること無く、まっすぐなマーカーが引けるのも素晴らしいです。

「漢字の要」以外でも暗記マーカーが活用できるサピ教材

  1. 言葉ナビ

  2. コアプラス(理科/社会ともに)

  3. データバンク

  4. 社会重要語句(6年後期の平常テキスト)

  5. 知識の総完成社会(土特テキストのやつ)

我が家では、漢字の要以外にも上記教材はこのアプリで回してます。
3〜5については、問題ではなく回答のほうをスキャンして入れてくださいね。たまに私もウッカリ間違えちゃうんですが、答えを隠すアプリなので問題プリントの空欄を隠しても意味が無いっていうw

コアプラスは、たまに欄外の「ポイント解説」にも答えが記載されていることがあるので、その場合は「グループ化」の機能で隠すこともお忘れなく。

さいごに

我が家の中受サポートアプリ三種の神器は「暗記マーカー」「GoodNotes」「Anki」です。もうこれ無しには回りません。

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