人生100年時代、働き方改革、国や企業に守ってもらう時代ではなく「個」の時代へ...
自分だけでなく、お子さんに対しての金融教育も大切な時代となってきていますね。
その金融教育の一環として、見学にオススメなスポットをご紹介します。
「日本銀行本店」「貨幣博物館」「三井本館」になります。
いずれも日本橋エリアにあり、それぞれがすぐ近くにあります。
まとめて回られると良いでしょう。

日本銀行本店

金融機関に興味がある方にとっては、一度は見学してみたいと思うのが「日本銀行本店」です。
私自身も金融機関出身になりますが、まわりの同僚たちの間でも「日本銀行本店」の見学をしたことがある人はほとんどいない状況でした。
意外と見学をしたことがある人が少ない、貴重なスポットなのかもしれません。

見学は予約をした上で行うものと、当日予約なしで見学するものとでは所要時間も内容も異なります。

◆事前予約制（所要時間：約60分）
見学を希望する日の90日前～7日前まで、予約を受け付けをしています。
現在はコロナの関係で見学できる人数も制限している為、枠がすぐに埋まってしまう傾向にはあります。

国の重要文化財に指定されている本館の中の「地下金庫・旧営業場・展示室」を見学できます。
丁寧なガイドの解説付きで質問もできます。

◆当日見学（所要時間：約30分）
当日見学は予約不要です。本館のうちみられるところは限定されていて地下金庫・2階の展示室等は見学できないのでご注意ください。

なお一番気をつけていただきたのが、年齢制限があるとことです。
小学校5年生以上（小学生は保護者の同伴が必要です。）ではないと見学ができず4年生以下および未就学児は見学ができません。

私自身は事前に予約をした上で1時間しっかりと見学をさせていただきました。
日本銀行本店は建物そのものが大変立派な為、建築物に興味がある方にもおすすめのスポットといえます。
また、普通の金融館内にはないようなものもありますので一見の価値ありです。

また、かなり詳しい資料などをいただくこともできます。
学校の家庭科の先生や公民（政治経済）の先生をされている方の資料まで用意されているほどでした。
お土産として全員に配られる封筒の中には使い終わったお札を裁断したものまで入っていました。

日本銀行の日本の中での役割や金融全般について学べる良いスポットです。
ぜひ足を運んでみてくださいね。

遠方の方はＨＰもぜひご覧ください。
見学した気分になれるコーナーなどもＨＰ上にありますよ。

【日本銀行本店ＨＰ】https://www.boj.or.jp/about/services/kengaku.htm/
【日本銀行本店住所】〒103-0021　東京都中央区日本橋本石町2-1-1

貨幣博物館

リニューアルされ、内容もさらに充実したものとなりました。
日本銀行金融研究所「貨幣博物館」という名のスポットです。
「日本銀行分館」という扱いになっていて、日本銀行のすぐ目の前にある為、セットで足を運ばれる方がほとんどです。

無料で見学でき、かつ予約も不要です。
こちらも修学旅行の一環としてまわられるケースも多いようです。

シアターで映像を見ながら貨幣の歴史を学べるコーナーもあります。
そしてパネルでの説明はかなりわかりやすく書かれている為、勉強になります。
展示物の貨幣などはかなり参考になりますし、見ていて面白いですよ。

参考になる資料をたくさんいただくことができますし、子ども向けに作られた資料は大人がながめていてもおもしろ内容です。

夏休みの自由研究の内容としてもオススメです。
ネット上でも詳しい掲載などがされている為、遠方の方はぜひご覧ください。

【貨幣博物館ＨＰ】https://www.imes.boj.or.jp/cm/
【貨幣博物館住所】東京都中央区日本橋本石町1-3-1
【開館時間】9時30分～16時30分（最終入館は16時まで）
【休館日】月曜日（ただし、祝休日は開館）年末年始（12月29日～1月4日）

三井本館

日本橋室町にある「三井本館」
越後屋の跡地でもあり、その後に三井財閥の拠点として建てられた建物です。
現在は三井住友信託銀行の店舗となっています。
有名な金庫があるということでも知られています。
写真撮影はできませんが、扉部分の見学は可能です。

また、この建物はドラマ「半沢直樹」の撮影でも使われたということで人気スポットになっています。

【三井本館住所】東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号

まとめ

金融教育の一環としてぜひ足を運んでもらいたいスポットをご紹介しました。
東京都の日本橋エリアにある「日本銀行本店」「貨幣博物館」「三井本館」いずれも貴重なスポットです。

日本銀行本店につきましては、事前予約もされるとよいでしょう。
 親子で金融の奥深さを味わっていただければ幸いです。

机上での学びだけでなく、実体験を通して金融の大切さに気づけると良いですね。

※内容は変更となる可能性もあります。
最新の情報はHPでご確認ください。