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ノアが目指すwith日本武道館への道

トップ画像は@shun064さんの作品です。

2.12のノア日本武道館大会は大盛況のうちに終了しました。会場でAbemaでPPVで。様々な方法で多くのファンが視聴しました。ノアの一つの目標だった「日本武道館帰還」はこれで達成されました。

しかしこれからの目標は日本武道館の定期開催、with日本武道館となります。久しぶりの日本武道館、大物武藤敬司のGHC挑戦というノアにとってポジティブな話題が多かった今回。これが定期開催となると、それに近い話題を提供し続けねばならないという側面もあります。

団体内の話題でいえば「打倒武藤」を誰が果たすのか?Jrの新王者吉岡世起の防衛ロード。このあたりでどこまでプロレスファンの興味を引きつけることが出来るのか?王座交代というフラットな状態をどのように活かすのか?これは参戦選手それぞれのセンスが問われる状態です。

GHCヘビー、Jrともに早速新しい挑戦者が発表されました。GHCは清宮海斗、Jr小峠篤司。どちらも長期防衛を果たした経験のある選手です。まさかの一発奪還も期待させつつ、そこからの新たな挑戦者も多数いるのが今のノアの強みでもあります。

Jrであれば小川良成の薫陶を受けてレベルアップしたHAYATA。喉から出がるほどGHCJrシングルがほしいYO-HEYやタダスケ。

GHCヘビーであればタイトル挑戦を名言した丸藤正道。武藤戴冠を解説席で悔しそうに見つめた杉浦貴。無冠の帝王返上を期するマサ北宮。

特に私が期待したいのは中嶋勝彦です。武藤から漂う昭和新日本の空気に対応でき、あの鈴木軍からベルトを奪還した経験もある。最近の活躍の幅を見ると、単なる外敵キラーではなくノアのジョーカーとというべき動きを見せています。

日本武道館ではアンダーカードでの試合でしたが、3.7横浜武道館ではマサ北宮と組んで、杉浦貴桜庭和志の持つGHCタッグへ挑戦します。東スポプロレス大賞ベストタッグ受賞の二人からベルトを奪還し、その勢いで二冠王…。そんな未来予想図を夢想しても面白いかもしれません。

いずれにせよ次なる夢が「with日本武道館」のためには、これからの各選手のより一層な活躍が必要になるでしょう。そしてその活躍を楽しくファンは見守っていきたいです。

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