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紆余曲折を経て、現在はフリーランスで日本語の教師をしたり、 日仏英の翻訳・通訳をしたり…

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紆余曲折を経て、現在はフリーランスで日本語の教師をしたり、 日仏英の翻訳・通訳をしたり・・・ずっと言語のそばで生きています。 自分の教養を日々たがやさねばと、必死に、でものんびり、頑張っています。

最近の記事

「先生、ちゃんとの意味はなんですか?」今日も愉快な日本語教室

今日はフランスの女の子との授業。日本文化が大好きで、この日はパリのアジア食品ストアで、抹茶のパウダーを買ったんだ!と嬉しそうに教えてくれた。 「でも、ものすごく高かったの」と言うから、「いくらだったの?」と聞いたら、手のひらより小さなサイズの缶が、30ユーロだと…なんと5000円弱。 「きっとちゃんとした品物なんだねぇ」と感想を述べたあと、冷や汗をかくこととなった。 「先生、ちゃんとの意味はなんですか?」と。 あちゃっ、やってしまった。 簡単そうに見え何気に説明が困難な

    • 蛇口はジャグジー?今日も愉快な日本語教室

      外国人に日本語を教えていると、生徒が思ってもみない角度からの発見をしてくれるので、毎度実に愉快だ。 今日は、インドネシアの男の子と「水道」の話をしていた時のこと。インドネシアには日本のように給湯器の類は一般家庭にはなく、屋上に置いてあるタンクの水を日光で温め、シャワーなどのお湯にしている、と彼は教えてくれた。「でも最近は寒い日が続いているから、シャワーがとっても冷たいんです!」と。 そこで、「インドネシアでは蛇口から水を飲んだりするの?」と聞いてみた。すると彼は困ったよう

      • La dernière fois que je parle de toi - Kikesaフランス語和訳

        「君のことを話すのは、最後にするよ」 と言う意味のタイトルのこの曲。 歌詞の内容は想像がつくように、彼女に振られたあと、なかなか彼女のことを頭から消し去ることができない男性の心情を歌っています。 彼女を嫌いになろうとしたり、彼女に新しい男ができたことも「どうでもいい」と強がったり、前を向こうと努力はするんですが、 「結局自分に嘘はつけなくて」と自分の心を正直に歌っていくこの曲。 Kikesa は1993年生まれフランス出身のラッパー。この曲はSpotify上でも1800

        • 10 ans de nous- Ben Mazué フランス語和訳

          フランス人シンガーソングライターBen Mazuéが 2017年にリリースしたこの曲。 自身の経験を歌詞にすることが多い彼ですが、 この曲は10年連れ添った女性との別れを歌っています。 別れの曲ではあるけれど、一緒に歩んだ10年が愛にとっても愛に溢れていて、賛美歌のようにも聞こえてきます。 初め歌詞を見ないで曲だけ聴いた時は、別れの曲だとは気づきませんでした。。。笑 Ben Mazué, 日本ではあまり耳にしないシンガーかもしれませんが、 感情がメロディーから滴り落

        「先生、ちゃんとの意味はなんですか?」今日も愉快な日本語教室