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2・25つながるフェスタの記録

2/25に開催された【つながるフェスタ】から1ヶ月。
改めまして、多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。

特に心配していた、ケガや事故、急病人、駐車場や近隣道路の混雑など地域の皆様にご迷惑をおかけする事態が発生することなく、無事に開催することができました。

また、2/25日以降、札幌市スマートシティ推進協議会の窓口にお立ち寄りくださる皆様から、多くの感謝のお言葉を頂戴いたしました。少しでも地域がより元気になる、つながっていくきっかけづくりになれればよかったです。

ここでは、当日の様子を写真とあわせて共有させていただきます。

つながるテーブル編

令和5年より、札幌市がデジタル庁より採択をうけて進めているプロジェクト「新・さっぽろモデル」。デジタルを活用して、もみじ台・青葉の地域活性化プログラムとして実施するものです。

そこで、今回のつながるテーブルは、デジタルに慣れ親しんでいただくため、アプリ予約から始まりました。

高齢者のまちでアプリ予約必須の地域イベントということで、集客のハードルが気がかかりでしたが、こちらの予想を超えたたくさんの反応をいただき、アプリ経由でのご予約が続々と入りました。年齢問わずLINEを活用されていることも改めて確信出来ました。そして、私達事務局が進めている地域情報メディア「もみ・あおLINEコミュニティ」の強い後押しにもなりました。

前日の打ち合わせ

2/24夕方。つながるテーブルのスタッフ関係者が集まる、最後の打ち合わせの風景です。

厚別区食生活改善推進員協議会の代表メンバー、キッチンと会場運営を管理するスタッフ、学生ボランティアサークルの代表メンバーなど総勢33名で行いました。準備や打ち合わせの期間から、多世代交流は始まっていました。

もみじ台に大型キッチンカー出現

2/25朝。この日皆様に振る舞われる料理を仕込むキッチンカーの到着です。
管理センターに横付けされた大型バスは、インパクトがありましたね!

イベントが始まると、このキッチンカーで仕込みをした料理は、2Fまで鍋を運び、盛り付けをして会場へ・・という作業を何度も繰り返していたのです。スタッフ、学生ボランティアのみなさん、本当にお疲れ様でした。

そして、どうしても感謝を伝えなければならないのが、シェフのみなさんです。今回人気店4名のオーナーシェフに来ていただきましたが、当然ながら夜遅くまで営業されていらっしゃいます。ほぼ寝ずに早朝からこの日の仕込みをしてくださっていたのです。オーナーシェフとお店のスタッフの方々、本当にお疲れ様でした。

会場準備の様子

1テーブル目の1時間前。この日がはじめましてのボランティアスタッフも合流し、それぞれの役割分担やおもてなしの流れの説明を受けているところです。これから大勢の住民のみなさんをお迎えするにあたり、緊張感が伝わってきますね。

こちらは厚別区食生活改善推進員協議会の皆様です。この日は約20名の会員の方がボランティアとしてご協力くださいました。席のご案内から配膳、ゴミの分別など、テキパキとこなされて、若者に勝るパワーを感じました!一緒に働く学生のことも気遣っていただく方ばかりで本当にたすかりました。

代表の方々には、事前の打ち合わせで、経験を元にした的確なアドバイスもいただき、とても心強い存在でした。

メニューには食材とカロリーも添えて

つながるテーブルのメニューは、イタリアン、和、フレンチ、中華の4名のシェフが2種類づつ出す8種のメニューでした。今回、メニューの下に、入っている食材やカロリーも見えるようにしていただいていたのは、親切な心遣いでしたね。ご来場いただいた皆様は、このボード前でどれにしようか、迷われたのではないでしょうか?

受付始まりました

10:30になり、初回のテーブルの受付が始まりました。この広々とした大ホール前の空間に続々と地域の皆様が集まってきます。初回のご案内ではまだスタッフ達も不慣れで、ご迷惑おかけすることもあったかもしれませんね。

いただきます

さて、いよいよつながるテーブルの始まりです。この日のMCを務めたのは、札幌市デジタル戦略推進局の渋谷部長と北星学園大学福祉臨床学科の秦 唯歩さんです。MCによる呼びかけで、ご来場のみなさん一斉に「いただきます!」。今回の学生MCには、北星学園大学広報ご担当者のおすすめの学生にご参加いただきました。お二人ともとても優秀で、よくやっていただきました。

クラとアコの生演奏

お食事と共に楽しんでいただいたのは、札幌で活動するクラリネットとアコーディオンのユニット〈クラとアコ〉の生演奏でした。今回の選曲は、懐かしの昭和歌謡を中心に毎回違う曲を披露していただきました。生演奏ってやっぱり盛り上がりますよね!

ミリオンローズさんのハーブティー

そして、会場に自然の香りと癒しを届けてくださっていたのが、ハーブとアロマの教室を開催されている〈ミリオンローズ〉さんのブースです。様々な効能別にブレンドされたハーブをわかりやすい説明と合わせて、温かいハーブティーを入れてくださり、ご来場の皆様にも大変好評でした。

こうして、つながるテーブルは、それぞれのプロフェッショナルなスタッフと共に、無事に終えることが出来ました。関わってくださった関係者の皆様、そして足を運んでくださった地域の皆様、ありがとうございました。

もみ・あお遊学舎編

続いて、ホクノー健康ステーションのブース【もみ・あお遊学舎】の様子をご紹介していきます。

学・香・健・遊・話の5つのテーマで構成されたプログラムで、各分野のスペシャリストもお招きしながら、ご来場の皆様と一緒に楽しむ時間になりました。

開場前の様子

MCのふたり

もみ・あお遊学舎のMCを務めたのは、株式会社ホクノー 小熊室長と北星学園大学福祉臨床学科の高橋 颯さんです。直前まで念入りに打ち合わせをしている表情は真剣ですね。

笑いヨガ

スタートは〈健康〉テーマの「笑いヨガ」です。笑いヨガは、笑うエクササイズとヨガの呼吸法を組み合わせた健康法です。講師は、笑屋こと堀木理恵先生。堀木先生によると、無条件に笑う動作をしていると、他者への共感性が増し、人間関係がスムーズとなり、ストレスが解消されるのだそうです。参加されてる皆さんも笑顔の輪が広がっていますね。

昭和プレイグラウンド

そしてその横では、〈遊ぶ〉テーマの昭和プレイグラウンドも始まりました。多世代が一緒に遊べるをコンセプトに、フロアボーリング、スマートボール、ベーゴマなど、昭和世代には懐かしく、子供や若者には新鮮な遊び道具が並んでます。早速、子供達が興味津々に集まり、学生スタッフが一緒に遊んでいます。

トークセッション:ハーブでいきいき健康ライフ

午後になり、〈香る〉テーマのトークプログラムが始まりました。つながるテーブルで大忙しの中移動していただいた、ミリオンローズ主宰の小野寺園子先生と厚別区食生活改善推進員協議会会長の池田栄子さんのセッションです。予約申込の時から、チラシを見てこのセッションにぜひ行きたいというお声もあり、女性から特に注目のあったセッションでした。

トークセッション:シェフと栄養士による美味しい健康食レシピ

続いて、〈学ぶ〉テーマのトークプログラムは、こちらもつながるテーブルでギリギリまで料理を振る舞っていただいた、Osteria EST EST ESTの宮下友則オーナーシェフと、蕎麦とワイン関の関憲人オーナーシェフ、そしてメニューのカロリー計算をしていただいた管理栄養士りささんによるセッションです。シェフのお話をゆっくり聞ける場って意外とないものです。貴重な機会、みなさんとても熱心にお話を聞いていらっしゃいました。

青葉ともみじ台をつなぐシャトルバス

今回、会場の外では「青葉ハーティケアセンター - 渓仁会グループ」「ヴィータ青葉/レガート青葉 ー重仁会」のご協力により、無料シャトルバスが運行いたしました。青葉ともみじ台は隣接地区であるものの、交通便があまり良くないということもあり、一日だけ特別にご協力いただいたものです。両社のドライバーさんは停留所に着く度にこのプラカードを掲げてくださっていました。そして、シャトルバスの告知が徹底できずみなさんにお伝えできなかったことは反省すべきことだと思っております。

最後に

今回のイベントでは、来訪者、働き手も多世代で地域の方たちと一緒につくることを目的としておりました。その点ではよかったと思っています。皆さんのご協力のおかげです。

今回のイベントを通じた気づきは次の点です。

  • もみじ台、青葉には、地域に関わりたい、地域に貢献したいと思っている現役世代の住民の方がいっぱいいる。

  • 高齢者へのデジタル推進は可能。LINEなど汎用性のたかいアプリケーションの活用、興味・関心のテーマ設定も重要。

  • 学生も高齢者と関わりをもとめている。

 「新・さっぽろモデル」では、もみじ台・青葉 地域のコミュニティ活性化をめざしております。地域の人と人との関わりを呼び起こしながら、その関わりをつくるデジタル利用、関わりを後押し、深めるデジタル活用を検討していきます。
また、みなさんと関わり、共働できる機会を楽しみにしております。




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