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ふざけやがって【宮本から君へ】

なめんじゃねぇ。って。

犯罪とか、弱い人たちがどうにもならないことだよって諦めてることなどに対して、そんなクソみてえなものに負けてたまるかよ、って電柱で壁倒立しちゃう宮本に、ぶち抜かれた。壁倒立懐かしいね。みんな、夏休みやったよね。エゴと言われれば完全にそうだし、宮本に憧れはしないけど、尊敬はする。

みんなが諦めてること、吐きそうになりながら腹の中におさめていることをかき消すように言った、俺は全部信じてるぞ!!と、
歯も抜けて、指も折れた血まみれの顔で言われる『大丈夫、俺がついてるよ』になんでかわからんが泣けてきたし、一番大丈夫だと思えた。感動とかそういうのとはなんか違って、なんなんこいつ、なんなん、なんなの(涙)(涙)ってなる。

宮本と靖子合ってるよね、割と強烈な演劇始めるもんすぐ。好きにはなれないけど愛しい二人。
泣きながら飯食ったことあるか、誰かに泣きながら、頑張れ頑張れって叫ばれたことがあるか。生ききってるか!?って、なぁ、すごいよ。我ら凡人にはできないことよ。眩しいんだよ、そういうことをはっと思い出しているという現実がどうしようもなく悲しいんだよ。
ほんでたくまの急所がぶち潰れたのは本当によかったよ。


エンディングがめちゃくちゃいいな。
我らは、エレカシに命を救われてるんだな〜。
宮本、生きてくれ。
ここまできたらもうさすがにこれ以上はないやろってのが通用しない容赦ない世の中だけど、頼む、どうか、生きてくれよ。

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