君主論

著者マキアヴェッリ
フィレンツェ大好きの役人で後に
1500年頃イタリアは5つの小国に分かれていた。
ヴェネツィア、ナポリ、フィレンツェ、ミラノ、教皇領。
それを統一しようとした者がいた。
チェーザレ・ボルジア(教皇アレクサンデルの息子)
農民を兵隊にするなど当時としては斬新なアイディアの持ち主、また失政をした部下などは処刑して晒すなど残忍な面もあるが、その代わりに結果を残す政治を行い政権は安泰していたので、庶民の信頼は厚かったが、志半ばで父親と共に当時の疫病に蝕まれ、父親は死に、新たな教皇とは昔敵対していたので、牢獄に入れられてそのまま亡くなった。
その手腕に触発されたマキアヴェッリはその手法を権謀術数書(君主論)にまとめるも生きている間は日の目を見る事はなく、その後にリーダーの在り方としての書として再評価された。
リーダーのやるべき事
組織を守る
組織を守る為には人から恐れられ同時に恨まれない事
恨まれない為には他者の名誉財産手柄等を奪わない事

人から恐れられても人の道を大きく外さなければいい
部下は守ってくれない者に忠誠は誓わない
敵に対しては火の様な苛烈さを極め
仲間や自分に対しては厳格
味方には正しさ秩序と安らぎを与える
それが組織のリーダーたる者の姿
リーダーは軽蔑されてはいけない
軽蔑されない為には決断力の欠ける所を見せてはいけない
軽蔑されない為には優秀な部下を手に入れる
未来への対処法は全て過去にある、歴史に学べ
慎重に事を運ぶ事より自分の目的の為に計画に沿って果敢に猛進する事が成功の秘訣

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