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イメージ

想像して欲しい。

記憶喪失の人があなたの前に現れた時、
生理的に受け付けないという限りは
あなたはその人に存在しなければいいのにと、
いきなりにはきっと思わない。

記憶喪失の人は過去の自分のストーリーを持ち歩いていない。

その人がしてきたことを
聞いたりすると、その人への見方が変わる。

イメージがその人にまとわりつく。

イメージが不快感を及ぼしたり、
イメージが快を及ぼしたりする。

少し前に
「父親になる」という映画があったが、
赤ちゃん取り違えのお話だったような。

自分の遺伝子じゃない子供を育ててきたことに気づく2つの家族の話。

自分の遺伝子じゃないというイメージが
目の前の子にまとわりつく。

考えちゃうな〜という内容満載の映画だったな。

自分の遺伝子じゃないということで、拒否反応が出る…。
というのは、
やはり、「自分の」というところにかなり重きが置いてあり、子供を所有物と捉えているということだろうか?
とかね。


話を戻すと、

「イメージ」

これは、今までの環境、持って生まれた性質、
によって
同じ事柄が目の前で同時に起きたとしても
千差万別に変わる。

同じ「イメージ」を抱いた人とは共感でき、
違う「イメージ」を抱いた人とは、
おれのとぁ違うなぁ。

となる。

湧いて出てきたイメージを変えることはできないが、
イメージは単なるイメージだと覚えておくと、
おれのタァ違うイメージもあるかもなぁ。

という、心の「遊び」ができるかもしれない。

そういえば、
「イメージ」っていうバービーボーイズの曲好きだったなぁ〜。

♪いーメージー壊されたくない。
ダーメージー受け止めたくない。♪


そう、ヒトはダメージを受けたくない。のだ。

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