お口の悪い　おばあちゃん語録から

　お兄ちゃんの入院中　おばあちゃんには特にお世話になりました。せっかくですから　ここでおばあちゃん語録を紹介させて下さいね。
　おばあちゃんはお話し上手なのは間違いありませんが・・・何というか　その　え～と　少しお口が悪いらしいの。お口が悪いというのは　どういう意味かと言うと　目が悪い　鼻が悪い　耳が悪い・・・と似たような意味だと思います。
1）女性の顔の美醜を表現するにはね　いろいろあるのよ。例えば一番美しいっていう時の表現から　一番下まではこんな感じね。
佳人、麗人、美人、十人並み、並み、そして　鬼瓦とかお化けね。でもここにもう一つ是非付け加えたいの。どこかの地方の言い回しなんだけどとても気に入ってるの。
そして言った言葉が『オコゼが軍艦にぶつかったような顔』
なっ　何という表現　そっ　そんな事言ったらオコゼだって怒ると思いますよ。
２）娘にとって母親は自分の未来の姿その物。だから娘をガッカリさせるような母であってはならないわね。
３）子育てに奮闘中だったお母さんに向けて：
子育てに理屈なんていらないわ。ただ思い切り抱きしめてかわいがってやればいいのよ。（そうすべきだったわね。私にはできなかったけれど・・・）
世界中どこを探したって今のこの子程に母親であるあなたを愛して慕ってくれる存在なんていないんだから。
４）人生は弓矢・・・最初の絞り方でその高さも飛距離も決まってしまう。
5）夫のことを亭主だと思えば腹の立つこともあるけれど飼っている馬だと思えばこれほど可愛い物はないわね。

お口の悪さもさる事ながら　なかなか魅力的なおばあちゃんだったみたいです。