【リゾバlog】どうして、リゾバ?

自己紹介に続いて、noteを始めるきっかけとなった新生活の中心「リゾートバイト」について、まとめてみようと思う。


▷ どうして、リゾバ?

■ 幼少期の憧れ

子どもの頃、地方に住んでいるわたしが習い事の遠征で関東に行ったときの記憶。
電車から見える景色には、いくつもの大きなマンションが並んでいて、次の駅までずっと続く。
「ここにはどんなひとが住んでいるんだろう?どんな生活をしているんだろう?」そんなことを思いながら、通り過ぎていた。

わたしが育った地方では、大きなマンションが少ない。マンションに住む友だちも居ない。両親の実家も車で30分圏内。サラリーマンだった父は関東への栄転を選ばず、母は自宅で仕事をするひと。
帰省で遠出をすることや、高い景色が見えるマンションで生活することの想像もできない。

そんなわたしは、子どもの頃から「転勤」に憧れがあった。
身近に転勤族が居るわけでもなく、友だちが転勤でお別れを余儀なくされて悲しいという経験もなかった。

それでも、何故か「自分の意と関係なく引っ越すことができる転勤」に憧れた。

大人になってから、転勤族で4つの小学校に通ったことがあるというひとに出会い、無いものねだりだと理解したけれど、
「自分の意と関係なく」というところが、ワタシらしい。自分で決めることができないから、だろう。笑

そんな背景もきっかけのひとつ。



■ リゾートバイトとの出会い

〇 漠然と知っていた働き方だった
はっきりとは覚えていないけれど、 10年くらい前に、北海道の別荘?山小屋?農場?季節労働?か何かで、数ヶ月間の住み込みの仕事があると知った。きっとリゾートバイトなんだと思う。 それに「新潟県では米農家さんは冬の仕事でスキー場に行く」と聞いたこともあった。これは昔からの季節労働かもしれないけれど、いわゆるイマドキのリゾートバイトかな。 地域おこし協力隊の制度も近しい気がしている。

〇 ドラマ『リコカツ』の影響
((以下、ネタバレ含むです))
家庭に入った主婦が熟年離婚をして、箱根の旅館に仲居さんとして住み込みで再スタートして生き生きと働く女性が登場する。
「温泉で働くって楽しそう!」と思ったことは、リゾバへの第一歩。

リコカツを見ながら 《 🔍 温泉 住み込み 仲居 》 ってググってみたところ、「リゾートバイト」にたどり着いた。

※このドラマを見て、リゾバを始めたひとが居たら、仲良くなりたい!ぜひ、連絡ください。



▷ やってみようと思った理由

たくさん調べてみて思ったこと。
リゾートバイトをやってるよ、やってみたい!と思うひとの多くが20代前半が多いように思う。
・働き方があっている
・ワーホリ、留学、学費のための貯金
・学校の長期休暇で稼ぎながら遊べる
そんな理由がよく目についた。

30代でスタートするひとは多くない(or発信していない)のかな。近しい境遇の方がいたら、色々お話ししてみたい。
((当たり前か、同年代は結婚している、子育てしている適齢期だった。わたしもその予定だった))

そんなわたしも、自分の現状を受け入れながら、大きな一歩踏み込むには勇気が必要だ。それでも、すんなりとリゾートバイトの世界にお邪魔することとなった大きな理由は3つ。

■ 仕事と生活と一度に環境を変えられる

「イマのワタシ」は、再出発をしたい気持ちが大きく、心機一転を求めている。
しかし、新しいことを始めることは、わたしにとって大きなエネルギーが必要。そんなイマのワタシに合う新しい世界と挑戦のタイミングが合わさったのだと思う。

〇 物理的な環境の変化を求めている
現状を変えるためには、物理的な環境の変化が必要なのだ。
[理由]
・仕事柄、生活と仕事が一緒になっている
・結婚していた自分から抜け出したい
・田舎ゆえ、離婚がネガティブ要素
・両親との関係性
・再婚願望はあれど、出会いがない1年だった

〇 すべてをゼロからスタートするのは大変
引っ越して新しい生活をする、新しい仕事をする。どちらも一度に変化させるのはどう考えても容易ではない。
((同じような境遇の方は、どう対処しているのだろうか?))
わたしの気持ちの整理の仕方は、どちらも一度に変化させたい!が大きかった。とて、難しい。
そんなわたしの希望を叶えられることが、リゾートバイトだと思う。

■ 情報が豊富にあった

もちろん前提には、わたしの性格的に「リゾートバイトでの生活ができる(だろう)」ことで、心機一転の選択肢にリゾートバイトがある。

リコカツを見てから、どんどん検索を深めて、
経験談を発信しているブログ、Twitterやnote、アメブロやInstagramを読み漁った。とにかく調べた。

さらに、情報収集をするためにTwitterをスタート。
現在進行形でリゾバで頑張っている人のリアルな声、オススメや注意すること、心構えなど。とにかく情報がたくさんあって、知ることができた。

後押しとなったことは、先輩アカウントの方々とコミュニケーションを取って、やる気と勇気を分けてもらえた。
特に、この方のブログ+Twitterにはたくさんお世話になっている。
分かりやすい、イメージしやすい、丁寧で詳しい。本当にありがたい。

リサーチを始めてから約2週間。自分がリゾートバイトで働くイメージを持つには充分な材料が揃った。

■ 覚悟を持つ

興味からやってみたい、やってみよう!と願望から実行への階段をのぼることは「覚悟を持つ」こと。

わたしの変化には安心が絶対的に必要なこと。
今回は、情報収集がうまくできた。知ることで想定ができて、安心感を得ることができたので、挑戦してみようと思えた。

ありがたいことに、自分の条件にマッチする求人があったことも大きな理由になった。



▷ 着任までの流れ

心の準備もできて、少しずつ自分の世界を広げていく覚悟を決めたら、とんとん拍子で赴任先が決まった。

最後に、はじめてのリゾバに至るまでのキオクをキロクです。

■ キオクのキロク

~2022.06.30 前職を退職
2022.07.31~ ドラマ『リコカツ』を見る
2022.08.16~ リゾートバイトのリサーチ
2022.08.24~ 派遣会社に問合せ+仮登録、求人票をもらう
2022.08.30~ Twitterを始める
2022.08.31~ 本登録、気になる求人へ応募
2022.09.02~ 採用が決定
2022.09.04~ PCR検査
2022.09.08~ 赴任先への移動日
2022.09.09~ 勤務開始予定日
~2022.10.10 任期満了予定日

本当に、すんなりと決まったのです。
意を決して本登録して、要望を伝えて求人を問い合わせて、応募して、採用までにかかった日数は3日。新生活までたったの7日間だ。
覚悟を決めたら、あっさりとコトが進んだ。いまは、とても良い方向に流れている気がしている。

■ はたらく要望+条件について

はじめてのリゾバで不安もある。
職場環境、生活環境に馴染むことができるのか? 満了したい(達成感が欲しい)ゆえの要望もいくつかを派遣先に伝えて、求人を探してもらった。

[要望+条件]
・1ヶ月間(馴染めたら延長もあり)
・事務職が希望
・群馬県or新潟県
・温泉に入りたい

[わたし×リゾートバイト]
・自宅は残したままにする
・リゾバ自体は、短くても1年間の予定
・そして、最低3ヶ所は行ってみたい
 └ 箱根~熱海/温泉っぽいとこ
 └ 兵庫(有馬温泉or淡路島)/憧れの神戸
 └ 南の島国(沖縄or四国)/海の横で生活してみたい
 └ 北海道/リゾバじゃなきゃ行かない土地
 └ 白馬~八ヶ岳/景色が美しい
・部屋のこだわりは無くて、相部屋でもOK
 └ 未経験だけど、寮とかへっちゃらなタイプだと思っている
・休日はひたすら何にもしない(布団にこもる)ができる
・免許もあって運転もできるけど、車は無い
 └ 春まで続いて、今後どうしたいかが考えられたら車を買うも視野
・バスと電車、タクシーを駆使して田舎で7年間生活中
 └ 片道1時間なら歩くし、ヒッチハイクもできるタイプ
・赴任先から自宅まで、150km圏内の土地
 └ 休日はサクッと帰れる距離、逃げ出せる距離

■ 結果的に

大きなホテルで、レストランのホール業務がお仕事となったのでした。
事務職が希望だったけれど、場所で決めた。
新幹線で東京まですぐ、自宅までもすぐ。車があったら通えるくらいの感覚がわたしにはちょうどいい気がしている。

環境さえよかったら、雪が降るまで延長をしたい。
スキーシーズンは別のエリアに行って、春にまた戻ったり。

兎にも角にも、自分で安心できる範囲でイマを変えられる方法を見つけることができた。なによりだ。

またもや「仕事=生活」「生活=仕事」であるけれど、前と違うことは、イマのワタシからスタートすることだ。わたしには重要なこと。新天地で、環境を作るのは自分!

今回のリゾートバイトを通した再出発で、自分らしさを見つけたい。ナニモノでもないワタシを育てていきたい。

さてさて、出発まであと3日。出かける準備もしないと!
次の投稿では、【リゾバlog】荷物の準備を書き綴ります。


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