見出し画像

保育園の帰り道に暴走するASD息子に効果ばつぐんだった声がけ

最近お迎えに行くと暴走気味のASD息子(3歳)。
裸足で園庭に脱走したり、行っちゃダメな場所に突入したり、園の電気ボタン連打したり………
いろんな要求してきて、やるまで落ち着かず、帰るのにとにかく時間がかかる。

今日も滑り台をやりたいループになって、
あーまた帰れないーという絶望感に浸りながら、息子に全然届かない「帰ろうよー」の声がけしてた。

私も仕事くたくただから、この子の今の行動も、
本当はくたくたの裏返し、なのかなとハッとして

「〇〇、保育園がんばったんだよね。ありがとう。」
「ママもお仕事がんばったよ。」
「ふたりとも今日は頑張ったし、おうちでやすもうか」
を、ぎゅっと抱きしめながら伝えてみた。

こんな声がけしてると
抱きしめた際には逃げ出そうとしてた息子の力も抜けて、最後には私になでなでもしてくれた!!
そして、すんなり滑り台やめて、手を繋いで帰り道に向かって歩いてくれた!!!!!!

えっ!!こんな事がこんなに効果あるの!??
落ち着き具合が本当に別人のようになって、衝撃だった。

息子は会話は出来ないけど、、
まずは「認めること」をしなきゃいけなかったんだ。
出来たことを見ずに、私の要求(この場合は「家に帰る」)ばかり押し付けててごめんね。って思った。
あとは、意味が分かってなさそうだから、とか当たり前のことだから、って気付かずにいたけど、
帰る理由」を伝えるのも大事なんだろうな。

来週も、これが効果あるかわからないけど……
また抱きしめて、認めること・伝えることをサボらずにやろう!と実感した。


会社で、
「自分は頑張ってるのにそこは何も言われず、社長はダメ出しばっかで嫌だ!」
って暴れてる40代の上司がいて、、
いい年して甘えてんなあ…なんて思ってたんだけど。

人間認めてもらえる部分があって、
やっと頑張れるんだなー
いくつになっても認められたいんだなあ……

「認めてもらえる」は、生きてる人間すべてが嬉しい行為なんだろね。
今日の声がけにつながった出来事でもあったので、会社の上司には感謝だし
上司がやってくれてる「当たり前」にもありがとう言わなきゃな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?