見出し画像

【5日目:後編】小学生になりました。


集団下校(分散下校)は終わったけど、学校まで迎えに。

迎えに行く前に夫から、「泣きながらでも頑張って行ったから、帰ったらいっぱい褒めてあげてや」とLINEがきた。私は、朝のことで参っていたので、「今日は褒めるところないから褒めない」と返事していた。

私は、すごいなとか、いいなと思ったことはとことん褒めるけど、思ってなかったら褒めないし、今日の朝の長男は、私の見ている範囲では褒めてもいい要素は見つからなかったから。振り返るとそんな返信大人気ないし、視野が狭くなっていたと思うけど...

King Gnuの「白日」を聴きながら、学校へ向かったら、
少し気分が落ち着いた。

学校に着くと、みんな全然来てないかなと思ったけど、けっこうたくさんの保護者の方が迎えに来ていた。ちょうど、2年生が課外活動していて、すごく楽しそうだった。また、先生をしたいと言う気持ちが膨らんできた。

しばらく待つと、長男が、主任の先生と一緒に下駄箱まで降りてきた。
遠くから見ていると、元気そうだ。
主任の先生と話をするのは初めてだったので軽く挨拶をしたら「今日はとっても頑張ったので、これでもかって言うくらい褒めてあげてください」と一言目に言ってくれた。どうやら私が帰ってからは頑張ったようだ。

はじめての給食のカレーは「甘すぎるから食べない」と言っていたらしいけれど。主任の先生が子どもの目線に立ちつつ親のことも配慮してくれるとても丁寧な対応で感謝の気持ちでいっぱいになった。

先生は、私に合わせすぎて、関西弁までしゃべろうとしてくれていた。

長男からも「ギャーギャー言った後、ミファーの祈り(力尽きた後に全回復できるゼルダの技?)を使って全回復して頑張った」っとニコニコしながら言うので、思いっきり褒めた。

帰り道にも色々学校の話をしてくれた。
名刺を作った。(得意げだった)
親友できるかも。
男の子もどうぶつの森している人いた。
休み時間は3回あった。
1回目は廊下で怒られている人を見ていた
2回目は廊下で怒られている人のマネをして廊下に立っていた
3回目は廊下で座っていた

など色々話をして帰った。
若干、盛ってる部分もありそうだけど、楽しかったようだ。

家に帰ってからも学校の話になって、
「入学式の写真の時に泣いていた子だ!」って言われたとか、
「僕が変なことしている絵を描かれた」とか言っていて
少し心配になったけど、よく話を聞くと、どれも悪意があってのことではなさそうだったので、安心した。
女の子に「かわいい」とも言われたらしい。

もしかしたら、あんなにギャーギャー叫んでいたらみんなから敬遠されるだろうなというのは母親目線なのかもしれない。もし小学生の頃の私が長男と同じクラスにいたとしたら、絶対に笑ったりしないし、避けないし、心配して、タイミングを見つけて助けたくなると思う。もちろんそうじゃない子もいると思うけど。

時々、子どものいない先生は子どもの気持ちが分からないと言う人がいるけど、そんな場面に出会ったら、私は必ず反論する。

なぜかと言うと、私は母親になってからの方が、子どもの目線に立つのが難しくなったから。母親の気持ちが分かるようになったので保護者の気持ちは多少は分かるかるようになったかもしれないけど、確実に子どもの気持ちを見逃すことが増えた。

特に自分の子どもに対しては、当たり前なのかもしれないけど、どうしても母親目線になってしまう。こうして文章にすると、完全な母親目線になっていることが客観的に見れる。母親になる前の自分の気持ちを取り戻すためにも、来週も続けて書こう思う。

1週間、何とか終わったけど、今日は特に朝の騒動で疲れて、仕事が思うようにできなかった。

私もミファーの祈りで全回復できるようになりたい。


よろしければサポートお願いします!パンを食べて描いて書くのに使わせてもらいます🍞