野良猫の捕獲

1月の半ば頃、家のすぐそばの電柱に「迷い猫探してます」の手作り写真広告が出ていた。我が家の庭先に時々来る猫さんに似ていたので、フードと水を置いていたら捕獲できるかも?と思い、寒い時期だったのでついでにペットヒーターも玄関先の軒下に設置して、猫さんコーナーを作ってみた。

ところがやってきたのは件の猫さんではなく、もっと小さい猫さん。柄は同じキジ猫だったので最初は迷い猫さんかと思っていたが、特徴的なしっぽの形が違っていたので、その子は別の猫さんだと判明。

※ちなみに、猫さんコーナーを設置した際に、赤外線付きカメラを設置し、動体検知すれば録画するという態勢で捕獲作戦に挑みました。 

毎晩のようにやってきて、朝になったらフードが空っぽというのがずっと続いている。そのうち、夜だけでなく朝や昼の明るい時間にも定期的に我が庭を訪れるようになり、たまにフードが空っぽだと容器の横に香箱座りで鎮座し、まるで「ごはんまだかな〜」と言った様子。なんて可愛いんだ!(笑)そのうち、本件の迷い猫さんの広告が外され、無事飼い主さんのところに戻ったのか、それとも…と心配ではあるが、こればかりはどうしようもない。

目的(迷い猫さんを捕獲すること)がなくなった以上、無責任にフードだけ与え続けるのは良くないし、野良猫さんを増やさないように、まずは手術をしようとかかりつけの獣医さんに相談。そして昨夜、写真の様な猫の捕獲器をお借りしてきた。

手術の予定は来週火曜日。その時までにこの物々しい捕獲器に慣れてくれるようにフードと水の設置場所をペットヒーターの上から捕獲器の上に移動。そして小さい猫さんはそんなことはお構いなしに、いつもどおり割と決まった時間に(朝の6時、昼間15時、夕方18時、あとは夜中)に普通に来て普通に食べていた模様。

捕獲して、手術して、もしうちの先住猫にうつるような病気を持っていないことが判明したら我が家の一員として迎える予定。

すでに名前は決めている。その名は「マチルダ」。

…ただのキジ猫なんですけどね。目がものすごくパッチリの美人さんで、映画レオンのマチルダみたいだったんです。性別もわからんのに。男の子だったらどうしよう。

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