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不妊治療の止め時について。

アンミカさんの不妊治療のインタビューを拝読し、彼女の場合は生理が止まったことで不妊治療を終えたとの事。"意外にも本人は「解放された」という。"という表現が記事に載っていました。なんとなく分かる気がしました。

不妊治療を始めた頃はこんなに長くかかると思っていませんでした。かれこれ2年位かな、その前の妊娠を見据えた子宮内の子宮筋腫の手術や、体質改善、自然妊娠へのトライなど考えるともう少し長いと思いますが、使ったお金で新車ほど。(ありがたいことに東京度の助成金で戻りがありますが)2年が短い長いは個人差があると思いますが私は長いと感じました。

6月末に杉ウィメンズクリニックの検査結果が出ますので、そこからnext stepを考えようかなと思っていますが、個人的には40歳の誕生日を一旦の区切りにしようと決めました。あと1年半。長いようですが、流産を挟むと3-4か月なんてあっという間だと思います。40歳で絶対に止めると言うわけではなく、そこで止める事を目標セットとします。

強制的な閉経等ない限り、不妊治療は自分とお金の問題だと思います。不妊治療の助成金もあと2回で終わりなのでそれ以降は完全に実費。このまま永遠と出費を重ねていては、夫婦で人生を楽しむ事への出費も減ってしまうのでないかと懸念します。

もちろん夫との子供を産めたらベストではありますが、それよりも私は子供のいる生活をしたいという思いの方が強いです。子育てを通じて、自分では見れない景色が見てみたい。ですので、40歳になったら養子縁組も視野に入れて行動したいと考えています。

養子縁組をされた方のブログやTwitterを拝見し、猫や犬じゃないんだからと否定的な意見に傷ついている方も多く。また、綺麗ごとだという発言も目にして心が痛みます。

noteは未来の自分への手紙みたいな所があり、不妊治療初期のブログをよく見返します。子供はすぐに産めると思っていて、初回の妊娠では100人ぐらいに報告したりして…。あなたは2年後まだ産めていません、と囁きたくなります。でもその時思ったことは全て本当なので、後から見返して、答え合わせするのも楽しいと感じています。自分を肯定できる良い機会です。

私が妊活をしている理由は「子供を産みたい」よりも「子供を育てたい」という気持ちの方が強いからです。綺麗ごとでも良いじゃないか、と思います。