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原点は"ないものねだり"

こんばんは、もぬんこです。先日とある方のツイートで、自分の原点に気付きました。たまにはそんな話を。

漠然とした起業意識

小学生低学年でファイナルファンタジー4に魅了され、ゲームクリエイターになるんだと志した記憶があります。その後、小学中学生時代は多忙(週6〜7の習い事)の合間を全てゲームに捧げていました。

中学生の時、兄が我が家にPCを持ち込みました。WindowsMeさんです。そこからテキストサイトにはまり、HTMLコーディングを独学で覚え、テキストサイトの運営をしていました。(黒歴史)さらに、GODIUSというゲームにハマり、学業の合間にひたすらPCに没入します。

この時から「私は理系にいく!」と決めて、高専を志望しました。しかし、親の大反対があり、渋々と受け入れ普通科の高校に進学します。

その後、猛勉強にも程がある高校生活が始まります。とにかく家を出たくて、県外の大学を目指すことに。当時は「ベンチャー企業」という言葉が流行っていて、漠然と憧れていました。あの時は言葉もわからなかったのですが、今思えば「IT関連の仕事がしたい」ということだったのだと思います。そして、私が憧れていたベンチャー企業というのは、今でいうところの「スタートアップ」の方だったようです。

絶望を感じた大学時代

私は熊本大学工学部数理情報システム工学科に進学し、私の中では「これなんか違う」という内容を学びました。おかげさまで「絶対にシステムエンジニアにはならない」と思い、新卒では就職していません。(ちなみに色々とあって4年で1留しています)

人生の中で失敗というものをほとんどしてこなかった私は、20代で大ゴケし見事にメンタルブレイクしたのです。

大学卒業後は、Web関連の学校に通ったり、ちょろっとWebのお仕事をしたり、漠然とフリーランスとして働くことを意識していました。ただ、私には誰よりも足りないことがあったのです。それが「夢中になること」でした。薄々は感づいていたのですが、この事にしっかりと気づいた時、私は大きな絶望を感じました。

"自分のために"ができない

私は"私がよりよく生きるために"努力ができない人間です。だから、就職を選びました。自分の知識と実績で一番高い給料がもらえるのがシステムエンジニアという職業だったのです。根底に企業やIT業界への憧れがあったから結果として"なりたくなかった職業"につくことになります。

就職して感じたのは、人に恵まれていること、意外とサラリーマンが合っていることでした。お客さんの笑顔を間近で見れることが幸せで、その気持ちに早く気づくことができていたらフリーランスへ向かおうとした時の心持ちは違ったのかもしれません。要するに甘かったのです。私は私のことを理解できていなかったのでした。

夢中ってなんだろう

夢中になれるものがあまりないと言いながら、バンドは10年やってましたし、麻雀歴は17年です。他にも意外と長く続けていたものはあります。ただ全てに言えることは、私が主体ではないということです。

きっと私は、「夢中スイッチ」が重たい。だからこそ夢中になっている人のワクワクを力に自分のスイッチを押すのです。だからてっぺんではなくて、いつも誰かの後押し。ゴミが散らかれば片付ける…そんな役回りです。そして、私はそれがきっと好きで心地よいのだと思います。

惚れる人を探す

前述の通り私はモノゴトに対して夢中になりにくい。だからこそ、「あなたに惚れた!」って人に出会うことが私の夢中になるのだと思っています。仕事人として一生ついていきますというような人を探すことが今の私に必要なことなのかもしれません。

転職を何度かしましたが、そういった電撃的な出会いはなく、どの会社でも温度差に悩む日々です。

ないものねだり

ゲームを作りたいって思ったのは、ワクワクを誰かに伝えたいから。
起業したいと思ったのは、何者かになりたかったから。
そして夢中になりたかったから。

でもそれはただの"ないものねだり"でした。
できないことを求め、しがみついていたのです。

オンラインサロンで多くの人と出会い、夢中になれる人々を見たことで気づいたことです。最後の「ハッ」(気づき)が冒頭のツイートでした。

35歳になって気づくことが遅いのか、今だから何かまた考えられるのか、正直わかりません。でも、できる限り後者だと考え、今一度私が今後の人生どうしていくのかを考えていかなければなりません。

2020年の残りの数ヶ月は、「怪我してもいいや」という心持ちで色々なことに挑戦し、私が燃えるようなものがあるかを探してみたいと思います。

頭が整理できない状態で書いてしまったので、いつかちゃんとした言葉で書き直したいな。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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