「自分らしさ」を仕事にする!! 〜2年目若手社会人のゲキサポ!体験記〜


私は美大の絵画系を卒業後、
現在は販売・営業がメインの仕事をしており
少しだけデザインもしています。
新卒で入社してから現在まだ2年目です。
具体的な業界や商材は、ここでは伏せます。

社会に出てから少し時間が経ってしまいましたが、
1ヶ月間ゲキサポ!で徹底的に自己分析をした結果、
現在の仕事を辞め、ずっと心に秘めていた
「大好きな絵を通して誰かを助けたい!」
という、夢への一歩をようやく踏み出す決意をすることができました。

具体的には
絵画療法士(アートセラピスト)の資格取得。

絵という媒体を通じて対象者が抱える問題を紐解き、
メンタルヘルスをサポートするというものです。
働き方としては、医療機関や支援施設にて療法を行う他、絵画教室を開いたりカルチャースクールを行う等、さまざまな道があります。


*就活・入社〜退職を考えるまで

現在の販売職が合わないと考え始めたのは、
入社してからわずか1ヶ月ほど経った頃でした。

初めは
「自分は大人になりきれていないだけ」
「ただの甘えなのでは?」

そう考えて落ち込んでいましたが、
仕事を続けるほどに違和感は確信へと変わっていきました。

私はそもそもあまり人と話すことが得意ではなく、
1人で過ごすことが好きでした。
ただ、幼少期から極度に自信がなく、
いつも周りの人に認め続けてもらう為に
自分の意思や本音に蓋をして
周りの人が求める「良い子」「優秀な子」
であり続けようと振る舞ってきたのです。

本音では周りに縛られずに、自分の良さや才能を生かして自由に生活するような生き方に強い憧れもありました。

しかし、自信のなさ故に素のままの自分が認められず、美大生の時は
「美大の自由な雰囲気に飲み込まれずになるべく良い会社に就職しないと、負け組になってしまう!!」
と異常なまでの高いプライドで自分を縛り、
背伸びを続けてきました。

そんな背伸びした状態の私を評価してくれたのが
現在の会社でした。
積極的な学生生活を評価していただき、
かなりの速さで内定をもらえました。

苦手意識がある接客販売の仕事でしたが、
「仕事になれば本当に苦手が克服できるだろう」
と自分に言い聞かせました。
業界の中でも優良企業と言われる有名な会社で
大学の就職課からも太鼓判を押されたこともあり、
1社目の内定でしたが、就職を決めました。

しかしいざ入社してみると、
常に完璧な振る舞いや精神のあり方まで求められる社風や環境に、私は尋常ではない息苦しさを感じてしまいました。

また、ノルマが無いとはいえ販売職。
高い接客力や一流のコミュニケーション能力を持っているのが当たり前の環境に置かれ、初めから周囲から大きく遅れを取っていたように思います。

「どれだけ頑張っても追いつく事はできない」
「何故向いていない仕事を選んだのだろう…」

特に怒られるようなこともありませんでしたし、仕事だからと割り切って過ごしていました。しかし、常に会社のお荷物という思い込みと罪悪感が付き纏い、次第に心が落ち込んでいき、モチベーションもどんどん下がってきました。

自信のなさ故に周囲が求める人物像を演じ続けた結果、
表面上の私と内面の私が限界まで剥離し、
ギャップに耐えきれなくなってしまった
のが、
ちょうど就職のタイミングだったように思います。


*ゲキサポ!を見つけるまで

現職を続けることに疑問を感じ始めてすぐ、
転職サイトに登録したり、エージェントを利用し始めました。

転職サイトを見たことがある方はご存知かもしれませんが、
有名な転職サイトの求人はほぼ営業、事務、エンジニア等で占められています。
この中でやりたいと思える仕事が無いな〜とモヤモヤしながらも、求人やオファーを漁っていました。

エージェントサービスで悩みを相談しても
人を転職させること初めてビジネスが成立する
という業態があるので、面談を行っても求人の紹介や
面接対策が中心となりました。

根本的な悩みが解消されず、社会人歴が浅すぎることもあり、結局転職を繰り返すリスク等の不安が拭えず、
本格的な転職活動に踏み切ることができませんでした。

「何か特技を生かせる仕事が無いか?」
そう考えて専門学校や職人、大学院への進学や、フリーターをしながらの作家活動なども考え始めましたが、
ふと「社会的に落ちこぼれてしまうのでは?」という考えに捉われてはふりだしに戻ってしまいました。

とにかく相談相手が欲しいと思いましたが、
きちんとしたアドバイスが貰えそうな社会人経験が長い年上の友人はいませんでしたし、家族関係も良好とはいえない為、誰にも相談することができませんでした。

とにかく今の環境にいるのはもう辛い!
でも、これからどうしたら良いのか分からない!
相談できる相手もいない…

1人で抱え込んでしまい、パンクしてしまいました。
その後はかなり精神的に不安定な状態が続き、
自暴自棄にもなっていたので、
ここでもし上手く立て直しができていなかったら
私は今頃心身共に本当に危険な状態になっていたかもしれません。

「お金がかかっても良い。求人の紹介はいらない。信頼できる誰かに等身大の自分を相談したい!!!」

藁にもすがるような思いでインターネットを検索し続けて、ようやく見つけたのが「ゲキサポ!」でした。

*ゲキサポ!でやったこと

わざわざお金をかけずとも、これまでも私は常に
自分の人生を見つめ、考え続けてきました。
しかし極度に自信が無い私が1人で考え続けた結果、
悩みや不安といった負の感情が複雑に合わさり、
適切な自己判断ができない状態になっていました。

ゲキサポ!の1ヶ月間は、
「明確に自分の軸を作ること」
を最終目標としていました。

第三者から客観的に見てもらい、適切なアドバイスを受け、徹底的に自分を整理しなおす時間にしたいと思っていました。

トレーナーの慶さんは常に「伴走者」として、私に全力で向き合ってくださいました。
あくまで分析し考えるのは自分主体ですが、
行き詰まった時に適切な質問を投げかけていただいたり、時に整理したり、沢山の励ましの言葉を頂いたり、
ちょうど良い距離感でサポートをしていただきました。

まずは事前ワークの内容を元に、初回の面談から
どんどん自己分析を進めていきました。
強みや特徴を整理しながらも、慶さんは
「自尊心の高さと自信の無さのギャップ」
が私自身を1番生き辛くしている要因だと
真っ先に指摘してくださいました。

自信がない事は重々自覚をしていたつもりでしたが、
第三者から言われた事で妙にストンと腑に落ちたことを覚えています。

カリキュラムにはありませんでしたが、
初回から独自課題を設けていただき、1ヶ月を通して
「自信を取り戻していく」
ということをもう一つの目標としました。

毎日1つ些細なことでも自分を褒めたり、
慶さんのオススメの本を読んでみることで、
少しずつですが自信をつけていきました。

回数を重ねることでそのままの自分を受け入れることができるようになり始めてからは、自己分析やキャリア設計がかなりスムーズになったような気がします。

途中に一度キャリアを棚卸しする段階で、
仕事でやりたいことと好きなことの境界線が曖昧になり、ふりだしに戻ったりもしました。
しかし「自分が思ったからこれで良いんだ」
自分の感覚を信じることができるようになったことで、少し前ならクヨクヨ悩んでいたことを上手くスルーでき、気がつくと自分なりの答えを自力で出せるようになっていました

こうして私は自分の素直な声に耳を傾けることができるようになりました。

転職でもフリーターでも無く
・自分が大好きな絵を使った仕事
・感性を生かして自分らしく働ける仕事
・人を助けられる仕事

という、自分にとって理想的な仕事に、
真剣に向き合い、本格的な勉強を始めようという結論にたどり着きました。

資格を取って仕事に結びつける道筋も見え始めたところで、
ひとまず1ヶ月のゲキサポ!で「自分の軸を作る」
という目標は、なんとか達成することができました。

しかし、全てはここからです。
勉強を始めてから新たに迷いが生じたりすることもあるかもしれませんが、これからは自分の感覚を信じ、自分らしくマイペースで進んでいけたらと思います。

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*たった1ヶ月のゲキサポ!で得たもの

ここまでにかなりの長文を書いていますが、
結局私にとっての問題や悩みのほとんどが
極度の自信の無さ
ただ1つから生じているものでした。

恐らく今回の徹底した自己分析が無ければ
この自信の無さがどこから来ているものかも分からず、
不安の中惰性で今の仕事を続けているか、
合わない仕事で転職を繰り返していたことと思います。

ゲキサポ!でキャリアの軸を定めるために
今回トレーナーさんと一緒に手探りで徹底的に
自分と向き合ったことで、
ありのままの自分を受け入れること
ごく自然にできるようになりました。
この事は自分のキャリアの軸が定まるのみならず、今この瞬間の生きやすさにも直結していると感じています。  


もし今これを読んでいるあなたがこんな悩みを抱えていらっしゃるなら、
押し潰されてしまう前に、
1度相談してみると良いかもしれません。

・今の環境に満足できないけど
 どうしたら良いのか分からない

・「逃げは甘え」と必要以上に自分を追い詰め、
 合わない仕事を無理に続けている

・自分には何ができるのか分からない 

ゲキサポ!のトレーナーさんは、必ず愛を持って伴走してくださると思います!