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企画展に行かなきゃ、勿体無い-大英博物館(イギリス・ロンドン)-

大英博物館と言えば、玄関先のミイラや遺跡と言った貴重な資料はもちろん見応えがありますが、絵画が好きだったり、2度目以降の来館でおすすめなのが企画展です。無料と有料がありますが、特に有料版は事前予約が必要なので、来館前にホームページて最新情報を確認する事をおすすめします。

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地図の①、②が企画展示室。


①Room 90,91 のPrint&Drawingの展示室
文字通り、ドローイングやプリントの展示室。
ここは、数ヶ月〜半年毎に展示が入れ替わる企画展になっています。企画展と言っても無料で入れる。企画自体も、レンブラント、モネ、セザンヌ、など有名な作家の見応えのあるラインアップばかりです。
加えて、館内のかなり奥にあるため、人通りもまばらで、おまけに、実はこのRoom90と91の階段を上がると、日本の展示室があります。
古代の品々に圧倒されて疲れたわ・・・という人はぜひ訪れて欲しい場所です。

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私が行った当時(2019年)はレンブラントのドローイングの展示中でした。


②有料の企画展
もちろん有料の企画もあります。グレイトコートの中央の円形閲覧室の一角。こちらも毎回企画は見応えあるものばかりです。ちなみに去年は日本のマンガ展が開催されていました。
イギリスの美術館の企画展の良いところは、チケットは事前購入で入場する時間が指定されているところ。その時間に行けば、ほぼ並ばずに入ることができるし、展示室内の人数も適切に保たれているので絵の近くまで行って見つめるなど、きちんと絵画鑑賞ができます。
(日本の展覧会は人が多すぎて、鑑賞というより肩越しに流し見かチラ見しかできない・・・)

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私が滞在していた時は、ムンク展が開催されていました。ムンクというと叫びが有名ですが、あの作品はムンクの1つの到達点にすぎません。全体的に憂いが漂う版画やスケッチは鑑賞者の心を静かに揺さぶります。


【基本情報】
■大英博物館/British museum
https://www.britishmuseum.org/

■Room90&91の企画展
https://www.britishmuseum.org/exhibitions/french-impressions-prints-manet-cezanne
https://www.britishmuseum.org/exhibitions/piranesi-drawings-visions-antiquity



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