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ベビースイミングに通っていました

1月から通っていた全9回のベビースイミング、今週ついに修了した。

通い始めたきっかけは、パパ育休が明けて子供と家で二人きりの時間が増え、気が抜けると一切言葉を発さずぼーっとしてしまう私なんかといるより、外に出ている方がいい刺激になると思ったからである。

「は!また黙ってるわ!!」と内省した直後に頭にパッとベビースイミングがよぎる。すぐに近くでやっているところを調べた。車で15分、近いところにある。「よし!通おう!」という衝動に駆られ、すぐにレッスン会場であるプールに出向き、見学もせず全9回分の料金を払い(スタッフにびっくりされた)、その後に水着や帽子、水遊び用おむつを楽天で買い揃えた。

こんな感じで衝動に従って動くことは私にとって非常によくあること。後先考えてなさすぎて後悔することが多いが、今回は大した決断ではないのでそんなに悔い無し。
※レッスン代に加え、毎回かかる大人の入場料660円を考慮しておらず意外に高くついたことくらい。まあええねん。体験はプライスレスや。

ん?大人の方がしんどいやつやん

レッスンは計40分。はじめの5分で体操をして、30分ちょっとの間子供を抱っこしながらひたすら25mプールを往復。大股で歩いたり、横歩きをしたり、時には駆け足やジャンプで進んだり。途中で歌を歌いながら高い高いをする時間も。残り5分くらいは子供の口に水をつける練習や、頭まで潜る練習をする。

子供のことを思って行ったのに、いざ行ってみると大人がひいひい言うようなレッスンだった。産後の鈍った体にはかなり堪える内容で足、腕をかなり使う。衝動に従って受講し始めたので、知らなかった。

一方、子供は浮かんでるだけか〜と思うが、毎度帰りの車に乗ってものの数分で爆睡する。体をぱったり真ん中で折るようにして寝る。大人だったら起きたときに激しく首を凝っていることに気づき後悔するだろう。信号待ちの間はずっと子供の寝顔を見て、「前の車が発進したよ!」とナビに何度も怒られながら帰っていた。

終始真顔の我が子が唯一表情を変える瞬間

週2で通い詰めていたが、我が子は初日から最終日まで一貫して真顔でプールに浸かっていた。周りの子が泣き喚いている中、泣きもせず、笑いもせず。

コーチからは「〇〇ちゃんは静かでおりこうだね〜」といつも褒められていた。「笑ったらもっともっとかわいいのよ!我が子は!」という思いで、レッスン中あの手この手を使ってあやしたが、笑わなかった。イロモネアにいる5人目の人かな?100万は手に入りませんでした。(赤い照明を浴びる私)

ただ、唯一表情が変化するタイミングがある。それは、レッスン後半にある、プールサイドに座らせた子供を自らダイブさせ、親が受け止めるというもの。

レッスン生の中では最年少9ヶ月の我が子。笑顔で飛び込んだりする1歳前後の子もいる中、我が子は怖いのか両手を固く握って頭くらいの高さに上げ、小さく「ふえ、ふえ〜ん」と言って半泣きになる。恐らく「いきなりプールサイドに座らせて、何しろっていうねん!飛び込めってか!無理!ふえ〜〜ん」である。

飛び込む気配がまるでないので、浅く座らせて、子供が動くとプールにジャブンとなるように調整していた。今考えるとかなりかわいそうな仕打ちである。自分が意図しないタイミングで深いプールにダイブすることになるのだから。当然我が子は「落ちる!」と分かった瞬間驚いた表情をするとともに目をぎゅっとつむる。ごめんやけど、その表情はプールでしか見られなくてかわいい。ごめんね。ダイブする我が子を受け止めた後はとにかく褒め倒した。

我が子の成長

全9回で我が子は大きく成長した。プールに口をつける時に、はじめは口が開いていて水をゴクっと飲んで「グァーーー」と言っていたが、レッスン後半は口を閉じるか、開いていても飲み込まずに出すようになった。

頭まで浸かっても泣かなくなったので、水に少し慣れたのは間違いない。気のせいかもしれないが、お風呂の時間によく笑うようになった気がする。

今年の春に仕事復帰するので次のレッスンには通えないが、自宅から車で5分ほどのところにあるジムが3歳から通えるベビースイミングレッスンを開講しているので通わせてみようと思う。それでも終始真顔であれば、スイミングはそこまでにしておこう。


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