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Momoの作品集

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気まぐれに書く短編と掌編をまとめます。
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記事一覧

掌編小説:からくり時計

 新人絵本作家の交流会がプラハで開催される。この催しは今回が初回で主催者がチェコの絵本作…

Momo
32分前

掌編小説:不即不離

 洗いたてのシーツを伸ばし、ベットの上で広げる。四隅に回り込み、余ったシーツを折りたたむ…

Momo
10日前
6

掌編小説:キャンディ

 「〇〇新聞の記者をしています。少しお話いいかな」  公園の炊き出しに並ぶ、ごわごわの髪…

Momo
3週間前
16

掌編小説:青春時代

 窓から日差しが差し込んで、床にガラス戸をかたどった日だまりができている。教室の天井に設…

Momo
3週間前
7

掌編小説:親愛なる私

 「3、2、1、さあ、お目覚めの時間よ」  パソコンの駆動音がだけが鳴る静かな研究室の中、…

Momo
4週間前
14

作品紹介:掌編小説5作品 #1 

 紹介する作品は以下の通りです。 愛嬌  実話です。その日でこの話を執筆しました。  土…

Momo
1か月前
4

掌編小説:狩られる

 視界が稲光の様に明滅する。  殴られた勢いで体を激しく地面に打ち付け、追い打ちをかけるように複数の足が無抵抗な体を蹴り上げた。  痛みが体中を駆け巡る。  わが身を庇う動きですら痛みが走った。  薄れていく意識の中、若者達の笑い声が頭の中をこだまする。  ただただ漠然と思った。  ----死にたくない! *  休日この公園はいつも賑やかだ、だがこの時間は違った。早朝の特有の静かでひんやりとした空気が漂うなか、鳩の鳴き声が響いた。  ランニングで走り抜ける人。  広い公

掌編小説:不確かな境界線

 ----へそのないミイラ。始まりの人のミイラが存在する世界…。  私は食卓テーブルに腰を掛…

Momo
1か月前
7

掌編小説:Love Again

 夏の日差しが窓から入り、洗濯物を畳んでいる手元にかかる。  潔癖症の美香は、洗濯物を外…

Momo
1か月前
2

掌編小説:一人の僕

 小学校低学年ぐらいだろうか、男の子が図書館のトイレから出てくるとポケットをまさぐりなが…

Momo
1か月前
2

掌編小説:愛嬌

 今日は土曜日だ。 微かに館内BGMが聞こえてくる図書館のバックヤードで、ページの外れた…

Momo
1年前
6