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『社会人になるのが怖い』


📗はじめに

この記事は4月から新社会人になる方、特に社会人になるのが怖いと感じている方に向けて書いた記事です。
「こんな私でもどうにかなりました✨」といった明るい内容の記事ではなく、どちらかというと「何が嫌か」「何が辛いか」といった点に主軸を置いて書き進めています。

どうせ嫌なことが起きるならあらかじめ知っておきたい、という方向けの記事です。

随時加筆修正いたします✨

随所に〇を入れています。

転載・コピペ等×

📗本編

📚1.社会人になるのが怖い

⬆️でも言及しましたが、私は不器用人間&虚弱人間&過敏人間だったので、4月から始まる労働がそれはそれは憂鬱で仕方ありませんでした。大学4年の秋頃に内定を貰いましたが、それ以降仕事のことで頭がいっぱいで、何をしていても心の底から楽しむことができませんでした。

ではその何も手につかない期間に何をしていたかというと、「検索」です。

内定をもらってから入社するまでの間、私は仕事について調べまくる日々を送っていました。
私自身どうせ嫌なことが起きるならあらかじめ知っておきたい、という性格だったので「検索」をすることが一種の安定剤のようなものでした。

隙あらば会社名でググり、口コミサイトに目を通す日々。質問掲示板や個人ブログ等も調べまくりました。

ただやはり、自分が知りたいと思う内容をストレートに得られるコンテンツは少ないと感じていました。

この記事は当時私が知りたかった内容をできるだけ盛り込み、まとめたいと思います。同じような状況にある方の手助けになれば幸いです。

📚2.そもそも「仕事」とはどんなことをするのか。「仕事」のイメージがついていない。

例えば「ス○バのアルバイトはどんな仕事か」と聞かれた場合、どれくらい仕事内容をイメージできるでしょうか。

オーダーを取る、オーダーに沿って会計端末を操作する、注文を回す、注文に沿って飲食物を用意する……とかなり具体的なイメージをすることができると思います。

一方で「会社員とはどんな仕事か」と聞かれた場合、特に学生の頃であれば具体的なイメージをすることは難しいと思います。(業種・職種によっても幅がある)

そのため「仕事」に対して漠然としたイメージばかりが膨らみ、それが不安へ繋がってしまうように思います。

今回私自身の経験に基づき、簡易版会社員の1日の流れを作成してみました。内容についてはインターンシップ等でよく出される抽象的なものではなく、できるだけ具体的なものになるよう心掛けました。

「仕事」のイメージをする上で、どれくらい助けになるか分からないですが、是非参考にしてください。

9:00~12:00
・パソコンを起動する
・メールアプリを起動してメールチェック
・資料廃棄
・電話応対用メモの補充
・発売予定の製品Aの仕様について専用ソフトを使用した確認作業
・随時電話取次
・随時トイレ休憩

【一言メモ】
・エンジンがかからない朝は廃棄や補充で時間を稼ぐ
・専用ソフトの使用方法についてはマニュアルを参照
・気力・体力が残っている午前中に重い仕事を進めることが多い

13:00〜15:00
・パソコンを起動する
・メールアプリを起動してメールチェック
・電話応対用メモの補充
・製品Aのチェックの中間報告
・他部署社員と打合せ
・製品Aのチェックに戻る
・来客対応
・随時電話取次
・随時トイレ休憩

【一言メモ】
・中間報告では進行状況等を報告
・電話応対や来客が増える時間帯

16:00〜18:00
・企画会議
・開発会議
・次回分の会議室を予約
・随時電話取次
・随時トイレ休憩

【一言メモ】
・会議室は複数存在
・参加人数等に合わせて調整
・この時間帯に負担の少ない仕事を残すことが多い

業種職種にもよると思いますが、私の場合仕事の内容そのものが難しいとか、しんどいとかそういったことはなかったです。

特にデスクワークは想像よりも自分のペースを持てるな、という感想でした。(場合による)

📚3.8時間労働に耐えられるのか。体力がないため不安。

前述した通り私は体力がなく、アルバイト経験も豊富ではなかったのでそもそも8時間ぶっ続けで働くということに大きな不安がありました。

今の私の考えとしては、やはり8時間労働はきついです。とにかくきつい。
肉体的な疲労というよりは、精神的な疲労が強いです。

たとえば「嫌いな人と、8時間一緒に密室で過ごしてください」と言われた場合、誰もが「そんなの無理」と思いますよね。この「嫌いな人と、8時間一緒に密室で過ごすことを強制させられる」のが会社です

飲食店バイトをバリバリこなしていたという方でも、この精神的な疲労はなかなか慣れないと思います。

もちろん外出・出張が多い職種であれば、その頻度に比例して閉鎖感は減っていきます。

例えば国内営業・海外営業などはほぼ毎日社内外を移動しまくるので閉鎖感は少ないと思います。逆にいえば自分のペースでは動けない職種でもあると思います。

反対に経理部などは移動がほぼないので、閉鎖感が強くなりがちだと思います。個人的な意見ですが、人間関係が悪くなりやすいイメージがあります。

📚4.電話対応が怖い。電話が苦手で不安。

私は学生の頃から電話が大嫌いでした。同じ年代の方々であれば、電話嫌いの方々も多いと思います。

電話対応に関しては、所謂THE・会社のような会社であればさせられる可能性が高いです。(向かい合わせデスク、始業時間・終業時間が一律など)

逆にフリーアドレス制度やフレックス制度、テレワーク制度が浸透している会社であれば可能性は下がると思います。

そのためどうしても電話が苦手・怖い・不安という場合は会社選びの段階で可能性を減らしていくというのも一つの手段だと個人的に思います。

また電話対応については「誰が電話相手になるか」が重要です。

個人のお客様、消費者から掛かってくる電話がメインの場合、電話対応する側の負担は大きいです。

他社(取引先)から掛かってくる電話がメインの場合、部署や職種、業種によって電話対応する側の負担が変わってきます。

例えば掛かってくる電話がおおよそパターン化されていて、定型的に対応ができる場合は負担が少ないです。
(請求書発行依頼への対応等)

また稀ですが、他の社員への取次がメインで自分が相手とやりとりすることはほとんどない、という場合もあります。この場合も負担は少ないです。

📚5.人間関係が怖い。上司・同僚と上手くやれるか不安

これはほとんどの方が感じている不安かもしれません。
また「社会人になるのが怖い」という不安の核心がこの不安かもしれません。

人間関係についてはやはり期待はしない方がいいかもしれません😭💦

人間数人集まれば必ず問題が起きます。
特に仕事場は「絶対に辞められない」「火の粉を被りたくない」といった様々な人々の様々な思惑が入り混じる場所であるため、問題が起きやすいです。

正直なところ人間関係についてこれといった対策や逃避手段はないのかな、というのが今の私の考えです🥺
学歴や専攻内容、企業規模、職種、業界などいかなる要素の影響も受けないのが人間関係です。
(人間関係が当たり外れのあるクジだとすれば、クジがブラックボックスの中にある感じ)

もちろん学歴や専攻内容、企業規模、職種、業界によって傾向はあると思いますが、あくまで傾向にすぎず「人間関係に悩まされない」という状況はまずありえないのかなと考えています。

そのため「次のガチャ(転職)を回すまでにどれだけの期間(実務年数)を稼げるか」「ガチャ(人間関係)が外れだった場合にどれだけリカバリー(妥協・無視)できるか」といった点が重要になってくるように思います。

どのラインまでは耐えられるのか、どのラインまでは耐えたいのか、というのは個々人によって変わってくるため一概には言えませんが、私の場合自分が「ターゲット」になっているかというのが一つの判断基準になっているかもしれません。

自分が「ターゲット」になっているとまではいえない場合は、その段階での嫌味や悪口はできるだけ妥協・無視するようにしています。(実際はそう簡単ではない)

📗おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございました💕

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