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福島県沖地震発生時期の法則性を発見した~茨城県沖・宮城県沖・三陸沖もまだ要注意な訳

■はじめに

昨年頃から福島県沖で大きな地震が続いているが、その理由があるのだろうかと過去の地震データを詳細に調べてみたところ、新たな発見をしてしまった。

福島県沖周辺で大規模な地震は、無闇矢鱈と起きるわけではない。
地震の発生時期には、ある「法則性」があるのだ。

数日前、福島県沖で大地震が起きる傾向を過去の地震データから、ある顕著な傾向が見えてきた。

この傾向にもっと早く気づいていれば、今年3月16日に起きた福島県沖地震(M7.4、最大震度6強、犠牲者3人)も、事前にアラートを出せただろう。
もっと言えば、11年前の東北地方太平洋沖地震の前にも。

福島県沖ほど顕著ではないが、周辺の茨城県沖・宮城県沖・三陸沖でも同様の傾向があることが今回わかった。

いつものように、この研究結果を、このnoteマガジンの読者の方々に感謝の意を込めて、この場だけで公開することにしたい。

■重大な発見

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