太陽の脱走*あとがき

この優しい周囲の雰囲気と、そんな中で主張するまん丸。
他の方では、このまん丸を「満月」と言ってる方がいたけれど、私は「太陽」だった。
多分、周囲の色合いの雰囲気が、月の出る夜をイメージさせなかったんだと思う。そして、真夏の太陽のような、強い日差しというよりは、やはりこのまん丸そのものは、優しい雰囲気があったので、この辛い暑さから逃げ出そうとしているように感じた。
「太陽の脱走」にするか、「太陽の大脱走」にするか悩んだけれど、大脱走というほど日常から逃げてしまいたいわけではない。
「太陽」は、自分の果たすべき役割も、きちんとわかっていて、ちょっとだけ脱走してみたかったんだ。

そんな「太陽の脱走」のイメージ小説です。

未読の方はぜひ、お楽しみいただけると嬉しいです。

いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。