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町中に溢れるロゴを見る

こんにちは、百瀬ガンジィと申します。
大阪でイラストレーターやらデザイナーをしています。

今年度からフリーランスとして仕事を始めたのですが運動不足にならないよう自転車で取引先に行くことがあります。

もう、ただただチャリを走らせる
そんな時、目に入るのは町中に溢れる様々な「ロゴ」です。


例えば…

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いいっすね…! 
あ、「び」の濁音って「!!」だったんだ…

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こちらも最っ高! 
微妙に「あべの」と「ベルタ」でスタイル違うんですね…


職業柄、ロゴ作例をたくさん見る必要があるので人目に触れるまで幾度も精査されたデザインは大変勉強になります。
また要素を分析してモチーフのストック案として使える時があったりも…

まあ、純粋に好きだからというのが一番強いですが。


その中でも特に最近気に入っているのは「歯医者のロゴ」です。

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医療関係の中でも特にに特化しているので歯のモチーフが入ったロゴが多い

(ロゴというかブランディングデザインかも…)

歯はシルエットからして特徴的だし、カッコイイけどキュートというなかなかデザイナーにとって嬉しい存在なのかもしれない。

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しかも、インプラントか子供向けかなど、歯医者の中でもより専門性が強まると目立たせる所が違ってくるのが面白いです


歯医者に限らず個人が開業されている病院のデザインは個性的な物が多い気がします。(いや、これはもしかしたら大阪という土地柄が大きく影響するかもしれませんが…)

個人病院なら町中の至る所にあるのでたくさん見れちゃうのもデザイナーとしては嬉しいポイント。

教育機関でちゃんとしたデザイン技術を得ていない野良デザイナーではありますが、私は、そういう遊びを、よく一人で、しています。


私はまだ医療関係のロゴは作った経験がないのですが、
上記のように街中のたくさんの作例を見ていて
「清潔感」「親しみやすさ」「優しさ」
といった要素が医療関係ロゴ全般の必須条件だろうと思っていました⋯


「アレ」を見つけるまでは

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「つぢ肛門科」


見つけた瞬間、即ブレーキで「マジか…」と独り言を吐いてしまったロゴ

自分の考えてた「医療関係のロゴ全般の必須条件」を完膚なきまでぶっ壊しまくったロゴ

そう、それが「つぢ肛門科」!!



潔よすぎじゃないですか、このロゴ!!


自分の苗字をいじった上に、筆で勢いよく書かれた「ぢ」を赤に染め上げる!さらにそのすぐ後ろに「肛門科」と繋げる恐ろしいコンボ技!!

何で「医院」じゃなくてあえて「肛門科」にしちゃうのか…
「ぢ」の文字も1文字目の「つ」と比べてちょっと大きいしさ……

もう誰が見ても一目で「ぢ」の専門医院だぁ~ってなる凄さ。
パラメーターを攻撃力に全振りしためちゃくちゃ攻めのロゴです。




…正直なことを言いますとこのロゴを見て

「ぢの痛みをロゴで街中で表現しちゃっていいものか?」
「インパクト強すぎて近隣のマダムから後ろ指さされてなくない??」
「お子さんの反抗期めっちゃ強そうじゃない???」
「このロゴ思いついちゃった人ドヤ顔で提案しなかった????」

…とかも思っちゃったけど


一目ですぐ脳が理解する、意志を物凄く感じる良いロゴだなぁ、と。

そんな感じで
最近街中で見つけた衝撃を受けたロゴデザインの話でした。



・・・


ちなみに覚えている限り前回衝撃を受けたロゴデザイン

皆さんご存知「うんこドリル」のロゴの

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「う」の字の一画目の最初のところがクイっと上にちょっと絞られていて、

「肛門括約筋の動きを感じることができるところ

です。



…私はデザインが好きとかより、ただ「尻の穴」の存在が面白いと思っているだけなのかもしんない。


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