こんにちは。
先日安西水丸展に行きまして、見つけた飛び出し坊や。
こんなところにも、飛び出し坊や。
デザインもかわいいし、ネーミングもかわいいですね。

最近思ったこと。
LINEの友だち一覧を整理していたところ、見たことのない名前が続出していた。
誰だろうって一瞬思うのだけれど、よくよく見ると結婚して姓が変わった
かつてのお友だちだった。

これが26歳の現実なのか・・
LINEの友だち一覧から、結婚を知る。　
そういう時代なのかと少しだけ寂しくなった。　

自分の苗字が珍しいのもあって、
小さい頃は早く結婚して違う苗字になりたいと思っていた。
両親や祖父母に言うのもちょっぴり申し訳ないし、悶々としていた。

誰にも、ちゃんと読んでもらえなかった苗字。
同級生にいじられる度に、なんで私だけって思ってた苗字。
山田さんや田中さんをうらやましがっていた苗字。　
自由に選べた時代に、なぜこれをセレクトしたのか
祖先をちょっと恨んでしまった苗字。

この苗字に生まれて、嫌なこともたくさんあった。
全部は思い出せないけど、なんでなんでの日々だった。
きっと今思えば、ないものねだりとか隣の芝生は青く見えると同じ類の感情だ。

そんな私にも、姓が変わる時が刻々と近づいている。
だけど、今はやっぱりこのままの苗字でいいかもとなっている。
27年目にして、やっとこの苗字に慣れてきた。
慣れてきたというより、なんかもう好きになっている。　

近頃、この苗字で良かったこともあった。
仕事をしていると、この名前というだけでいろんな人に覚えてもらえる。
平凡な私のアイデンティティになりつつある。

私と一緒にここまで歩んできて、明日から違う苗字ね、なんて寂しすぎる。
あれ、知らない間に愛が深まっているじゃないか。

LINEのお友だち一覧を見ていて、思ったこと。

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