私が怪獣GIGAを自分の曲だと感じる話

私は怪獣GIGAのことを完璧に理解している自信はないしMAPAさんのオタクでもないただの「怪獣GIGAが好きな人」なんだけど、怪獣GIGAを自分の曲だと感じる人である。

その理由について話そうと思う。

私は、17年と11ヶ月人間の女性として頑張って生きてきた。
ただ、私の属していたコミュニティが求める「女の子らしさ」に自信はなくて、身だしなみも雑、噂話も陰口も下手。

それなのに、私は実に12年の間、ずっと恋をしていた。
幼稚園から中学までずっと一緒で、可愛くて優しくて完璧な子。
簡潔に話すと、12年間、私は気持ち悪がられないように、その気持ちがバレないようにそっとすごしてきた。
その子の親友ポジションにうまく収まって、ただ、好きなことはバレないように。
しかし、12年目のある日、その子は私のことを唐突に無視してきた。
私は、そのまま諦めて、その子と縁を切った。

吐きそうというか毎日吐いてる恋をしていたのに付き合ってはくれなかった。
だけど、私は自分が嫌われてもその子のことが好きで、その子のために自分が嫌われてもいいからと思って、その子の幸せのためならと思って、自分から遠ざかった。
私なりの吠え方だった、だいぶおとなしい気がするけど。

結局、私の好きだったあの子がどんな気持ちだったのかはわからない。
ちょっと無視したつもりが、私に一方的に縁を切られた、と思ってるかもしれない。
でも、私にとってはそれ以外にも色々あって、それは好きな子から直接言われたわけじゃないんだけど、色々あって、ボロボロになって、ボロボロ泣いた。
なんだかんだ、私は今死にそうになりながら生きている。
12年間の苦しみも、その後の地獄のような転落も、今生きるためには必要だったのだろうか。



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