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企画『カフェの新メニューを考えて欲しいのです』#motohiroとカフェ

森の中にある、あたたまるには、ちょうどいいくらいの、ちいさなカフェ。

お店の開店じかんはもうすぐ。

けれど、ぼくは、考え事をしていた。


「motohiroさん もうすぐ 開店じかんなのに 

ぼーっとしてないで」

黒猫さんは、もう、と息をつくと、ぼくを見た。

「motohiroさん ゆったり まったりも いいけれど 

少しは しゃきっとしてね

お客さんだって 増えてるのに」


ごめん、とぼくは言って、豆の袋を、ひょいと、持ち上げる。

黒猫さんは、このカフェを手伝ってくれる女の子。

ときに優しく、ときに厳しく、痛いところをついてくる、しっかり者だ。


考え事をしていたのは、企画についてだ。

お客さんも増えてきたから、何か、お客さんと一緒に、楽しめる企画をやってみたい。

「ねえ motohiroさん

新メニューを考えるのは どう?

新メニューなら お客さんも きっと 喜んでくれると 思うの」


新メニューか!

ぼくは、わくわくした。

どんなのがいいだろう、とぼくは、また考え込む。


「motohiroさん また 手が 止まってる

考え込むと 長いもんね」

「そうだ! お客さんに 募集してみない?

いろんな メニューが 生まれるかもしれないよ」

黒猫さんが、嬉しそうに言った。

ぼくも、いい考えだ、と思った。

さっそく、お客さんに呼びかけなくては。


「でも ひとりも いなかったら

motohiroさんが 考えるんだからね」

黒猫さんに念をおされ、ぼくは、苦笑いをしながら、コクリと頷いた。


企画の募集です。

お題は、この『あたたまるには、ちょうどいいくらいの、ちいさなカフェ』で提供される新メニューを、みなさんに考えて欲しいのです。


絵でも文章でもいいです。つぶやきでも、テキストでもいいです。

ドリンク、メイン、ランチ、ディナー、etc。

みなさんの想像力をつかって、こんなメニューあったらいいな、こんなもの食べてみたいな、なんていうメニューを、ひとり一品、募集します。

メニューの名前。どんなメニューなのかを表現してください。


守って欲しいことがあります。

それは、ほかの方に不快な思いをさせるような、メニューは控えていただきたいのです。そして、ほかの方への批判や誹謗中傷はやめてください。

それさえ、守っていただければ、誰でも、この企画に、参加可能です。

『#motohiroとカフェ』というハッシュタグをつけてください。

それを目印に、お伺いします。

期間は9/20(日)21時まで、とさせてもらいます。

応募された新メニューは、ぼくが後日、発表させてもらいます。

順位などはありません。

お気軽に参加してください。

お待ちしてます。


「motohiroさん お客さんが いらっしゃったわよ」

どうやら、お客さんが来たようだ。

では、ぼくは、カフェに戻ります。


『いらっしゃいませ』




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