3. 我が家流・キャッシュレス化を進めると、全てがリンクする

ここ数年、巷ではキャッシュレス、キャッシュレスと皆が血眼になってキャッシュレス化を進めているわけですが、そもそもキャッシュレス化ってなんでしょう。経済産業省が2018年に発表している”キャッシュレス・ビジョン”によると、”硬貨や紙幣を使わずに、物やサービスの代金を支払うこと”とあります。”硬貨や紙幣を使わずに、物やサービスの代金を支払うこと”の代表といえばクレジットカード。ただ、クレジットカード支払を行う場合、専用のクレジットカード読み取り機などの設置が必要であり、必ずしもすべての商業施設で支払いが可能というわけではありませんでした。それが、ICカードとICカードリーダーの発展、はたまた、QRコードを読み取るだけで支払いができるというPayPayの登場などにより、日本国内においてキャッシュレス化がものすごい勢いで進んでいるのは皆さん感じている通りでございます。

家計における”キャッシュレス化”を進めるにあたって、先の記事で述べた通り、我が家ではポイント取得に焦点を当てクレジットカードを絞り込みました。その結果、我が家の家計がどのようにキャッシュレスとなったのか、MoneyForwardの大項目ごとにみて行きたいと思います。

住宅
内容:家賃、管理費、駐車場代
我が家は賃貸で、家賃・管理費・駐車場代はすべて同じところへの支払となります。住居費もクレジットカードで支払えたら、めっちゃマイルがたまるのですが、残念ながらここは銀行引き落としです。

食費
内容:日々の食材の買い物、お酒、クリクラ、外食など
クレジットカードかPayPayが使えるスーパーでしか買い物をしないので、ほぼクレジットカード払い。たまに、道の駅などで地元の野菜を買う時や、現金決済のみの飲食店(ラーメン屋さんなど)での飲食は現金支払いとなります。我が家の場合、現金払いは食費全体の約8%です。

教養・教育費
内容:保育園、小学校学童、小学校給食費、子供達の習い事、その他集金
保育園、小学校学童、小学校給食費はすべて銀行引き落とし。子供の習い事は、クレジットカードで支払い可能なもの、銀行引き落としのもの、月謝袋での集金タイプと3種類混在。また、小学校や保育園での教材費や、行事の写真代などはその都度現金による集金。我が家の場合、現金払いは教育費全体の約25%。

日用品
内容:ドラックストア、ホームセンター、Amazon、100均、などで購入する消耗品
これも基本、クレジットカードが利用できるところでのみ購入する。100均に限り現金支払いとなる。

衣服・美容
内容:衣服・靴、私の化粧品、美容・理容代
これも基本、クレジットカードが利用できるところでのみ購入する。ただし、息子の1000円カットに限り現金支払いとなる。

水道・光熱費
内容:上下水道、ガス・電気代。冬は灯油代もここに含む。
上下水道は銀行引き落とし。電気代は東京ガスとまとめてクレジットカード払い。余談だが、東京ガスのポイントがたまると、楽天ポイントへ返還可能でかなり助かっている。灯油購入もクレジットカードなので、水道・光熱費についてはキャッシュレス化100%。

自動車
内容:ガソリン代、有料道路、一時駐車場
ガソリン代はクレジットカードで、有料道路はETCなのでキャッシュレス。コインパーキングも最近ではクレジットカードやICカードで支払えるが、山・海・川・神社仏閣などの駐車場は現金払いの場合が多い。

保険
内容:養老型生命保険、医療保険
これは両方とも銀行引き落としなので、キャッシュレス化100%。

趣味・娯楽
内容:主に週末のアクティビティ。
水族館、博物館、ディズニーランドなどの入園チケットはあらかじめネットで購入するためにクレジットカード払い。映画を見るときも音楽系サイトの月額利用料もクレジットカード払い。オートキャンプ場の利用料金や、一部動物園の入園料は現金払い。

通信費
内容:家のInternet、旦那と私の携帯代金
これはいずれもクレジットカード払い。よって、キャッシュレス化100%

交際費
内容:冠婚葬祭
これは基本現金払い。

その他
内容:旦那と私のおこづかい。平日のランチ代など。
平日のランチはほぼ現金払いでしたが、PayPayの登場により、キャッシュレス化がぐんぐん進みました。都内の飲食店や、オリジン弁当でも、今やPayPayで支払えます。現金を持ち歩く必要もなく、クレジットカード払いなのでポイント(マイル)もたまるし、MoneyForwardに都度入力しなくてもいいし、いいことだらけです。キャッシュレス、万歳!

と、いうことで、我が家が現金で支払うのは下記の通り。

学校や保育園の集金
月謝袋で支払う習い事
冠婚葬祭(お祝いやお香典など)
現金払いのみの飲食店、駐車場、キャンプ場など
道の駅などでのお買い物

かなり、かなーりキャッシュレス化がすすんで、現金管理の必要もなければ、MoneyForwardへの入力も減りました。キャッシュレス化することで、MoneyForwardは自動的に家計簿をつけてくれます。もちろん、たまにこちらの思惑通りに計上されないこともあるので、項目の付け替えはしなければいけませんが、入手金利歴をレビューする際にちゃちゃっとできるので、そんなに手間ではありません。キャッシュレス化をすすめると、すべてがMoneyForwardにリンクされ、いつでもどこでも、我が家のお金の流れを確認することができるようになりました。

今月何にどれくらい使ったのか、今資産はどれくらいあるのか、次のクレジットカードの引き落としはいつになるのか、そういう家計にまつわる疑問はすべてMoneyFowardが答えてくれます。そしてそれを、いつでもどこでも夫婦で共有し、家計の改善や、未来の資金計画など、お金にまつわる相談も、”今日の晩御飯どうする?”と同じくらい気軽に話すことができるようになります。毎日多忙を極める共働きの子育て世代には、心からおすすめします。楽できるところは、楽した方が絶対にいいのです。家計簿つける時間と労力を節約できた分、子供たちと戯れたり、ほっと一息ついたりできることは、自分の心の豊かさに繋がります。心が豊かになると、やる気もでますし、やる気がでると成果も上がります。仕事だけではなく、家事や育児において、そして自分の精神衛生上、余裕がないなと感じているのであれば、今すぐ夫婦でMoneyForwardをはじめ、キャッシュレス化に取り組みましょう。

→次の記事を読む

いただいたサポートは、まだ幼い子供がいるのに死別して困っている家庭のサポートを行うための活動資金や、サポート団体への寄付に利用させていただきます。