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ヨーロッパを旅した100の感想:44.ベルギーで闇を感じた

私は行った国の中でどうしてももう2度と行きたくないという国がいくつかあります。
その中でも1番行くことがないだろうなと思う国が、ベルギーですね。

ベルギーといえばワッフルやチョコレートなどが有名な国ですよね。

先に言っておきますが、私は旅行でも仕事でも土地と合う合わないが顕著に出るほど好き嫌いの激しい性格なのでベルギー好きな人には本当に申し訳ないです。

ただ、私は合わなかったんです全力で。

これはおそらく完全に私の愚痴になるであろう話なのでもし嫌な方がいらしたらこの先は読まないほうがいいかもしれません。あくまで、私はこういう体験をベルギーでしてしまったとういう一端です。これがベルギーの全てではありませんので悪しからず。

Wi-Fi

1番辛かったのが、Wi-Fiが上手いこと使えなかったことですね。まぁ日本も他国のことを言えないくらいWi-Fiは発達きていない方だとは思うのですが、そういう問題じゃないんですよ。

私はベルギーにいた時は手続き上の都合でシムカードが使えなかったんです。なので、レストランでもWi-Fiのあるお店でパスワードを聞いて使うしかなかったわけです。

というか、後で知ったんですがベルギーにはWi-Fi税というものが必要なほど比較的Wi-Fiが発達していない国の一つだったようですね。
なのでお店もパスワード番号があまり公に置いてなくて、お店の人に聞いてお店の人が直接パスワードをスマホに打ち込んでくれるところがめちゃくちゃ多かったです。

貴重なんですよねWi-Fi。

そして私はベルギーではAirbnbに滞在していました。そこがよかったのか悪かったのかまるでわかりません。とりあえず、家主がほぼ家にいないということと、wi-fiが使えないってことが最大の不満点でしたね。

家主が家に全然いないので、wi-fiのパスワードを打ち込んでもwi-fiが機能しませんと、何回か遠隔で連絡したんですよ家主に。そしたらその度に新しいパスワードが送られてくるんですけど、どれも繋がらない。

駅にも施設にもwi-fiがない国なので、もはやスタバに行くか適当なカフェでwi-fiを教えてもらうほか手段がないわけです。

そんなところで宿にwi-fiがないって結構辛い。wi-fiがあるからそこにした意味が強いのに使えないってなんなんだよ。と毎日戦ってましたね。

結果、家を出るまで正しいパスワードを教えてもらえず家主の顔を見ることもなく去ることになりました。私はそんなAirbnbは後にも先にもこれが初めてでしたね。

街並み

そして街並み。これは普通の観光地と同じく美しいんですよ。ただ、ベルギーってエリアで治安が悪いというより通り単位で治安の悪さが決まっている気がしました。なので、昼まであってもうっかりその通りを通ると危険性が高い、というような。

そして、ベルギーは移民の方が多いんですかね。アラビック系の方をたくさん見かけましたね。

私がベルギーに行ったのがたまたまラマダン明けだったせいもあるのかもしれません。街はゴミ箱のようにゴミで溢れかえっていて、間違っても綺麗だとは言えませんでした。というか、ここまで荒れるのかというくらい汚かったです。

正直、スラム街かと思いました。酷いなんてもんじゃなかったです。

加えて、道で遊んでいる子供達からも「中国人、中国人」とフランス語で指を差されるんですよ私。親がそばにいるのに、それをみて親もニヤニヤ笑っているんです。私が「日本人だよ」と訂正しても「中国人が何か言ってる」とバカにしてくる始末。

正直、ヨーロッパではアジア人が中国人と思われるのはしょうがないことだと思います。けれど、こんな形で悲しい気持ちになるのは初めてでしたね。

空港

ベルギーの次は飛行機でマドリードに飛ぶ予定でした。なので空港に行かなければならなかったのですが、調べるためのwi-fiがなかったのでたまたまカフェにいたご婦人に聞いたんです。

どこの空港に行けばいいのか、そしてブリュッセルに空港は一つしかないのか。

めんどくさそうにではありますが、その方は空港の名前と空港は一つしかない旨を教えてくれました。なので、私はその空港に向かったんです。

しかし、空港に行ったらあなたの飛行機はここの空港から飛ばない、そしてブリュッセルには空港が二つあると言われました。もちろん、自分でちゃんと調べるべきだったんですよ。そこは私の落ち度だと思います。

もしかしたら私が訪ねたご婦人は空港が二つあることを知らなかったのかもしれませんしね。

しかし、今からもう一つの空港に行っても時間が間に合わないと言われたので大人しく新しいマドリード行きのチケットを買うことにしたんです。もうその日中にマドリードに行きたかったので仕方ないです。

そして買った航空会社もBrussels Airlinesのもの。もうLCCにこだわって変なことになるより確実だと思いました。まあ、この考えも甘かったのですが。

いざチケットを通して飛行機に乗ろうとするとなぜか私のチケットが反応しなかったんですよ。嫌な予感はしましよね。なんせここはまだベルギー。私が苦しめられてベルギーですもん。

しかしその時は仕方なく手打ちするしかないとCAさんに言われてチケットとパスポートを渡しました。

別にそこでは異常はなかったように思います。ただ、多少の違和感はありました。チケットが機械に反応しなかったんですから。

が、やはり嫌な予感は当たるもので飛行機の中に入ってみて指定の席に行くと先に座っている人が居たんです。そしてその方は眠っておられたので、一応CAさんに助けを助けを求めたら「仕方ないから適当に空いてる席に座って」と言われました。

正直、は?と思いましたね。瞬間的に腹が立ったんで「なぜあの人に正しい席の番号を聞かないんですか?それともダブルブッキングされたということですか?」と鬼のような顔でCAさんに詰め寄りました。

そしたら、「そんなの私にだって分からないとりあえず座ってて」と言われたんですが腹が立ちながらも座っていることにしました。こんな狭い車内でニャーニャー言っても仕方がないので。

しかし、私が適当な席に座っていたとしてもそこは誰かの別の席なんですよ。もちろん私だって知ってましたとも。

しかし、別の人が来てもCAさんに座っとけと言われたから座っているのだのと私も譲れませんでした。なぜ他の人が許されて私だけダメなんだと腹が立ったんです。いや、子供っぽいことをしているというのは十分分かっていますよ。

しかし、その度にCAさんが来て「この席もダメなのね。とりあえず乗客全員乗るまであなた立ってて、そのあと空いている席があればそこに座ってもらうから」と飛行機の後方で立ちっぱなしにされました。

なんなんですかこの状況。ていうかこのCAさんの態度も気に入らないし、この状況で私はなんでこんな扱いを受けているのかも全然わかりませんでした。

しまいには、おそらく全員乗り終わったはずなのに私はその後も立ちっぱなしで、CAさんは席に着席してるんです。いや、空いてる席探すくらいしろよと本気で腹が立って、「どこに座ればいいの!」と聞けばやっと忘れてたとばかりに今日は満席みたいだから席があるかしらと探し出すんです。

やっと空いてる席が見つかって、「空いててよかったわね」と笑いかけられて彼女は去って行きました。何笑っとんねん。ですよ、私からしたら。

何も良くないし、こんな扱い受けて改めてベルギーの印象はだだ下がりです。もしこれで荷物も出てこなかったらどうしようかと思っていたら荷物は無事出てきて安心しました。

最後にもう一度

もう一度言っておきますが、これはあくまで私の身に起きた不運なベルギー編です。だからこそ私はベルギーが好きではないし、二度と行きたくありません。

でも、ベルギーにはアントワープやブルージュなどの北のほうの美しい街があります。ここは本当に美しいですよ。街並みは。

もうどんなに美しいものを見てもベルギーはスラムのイメージが焼き付いて離れないんです。

本当にベルギー好きな人はすみません。しかし、こういう経験もする奴はいるんだということだけ知っていただければ幸いです笑


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